『遠き慮り(おもんばかり)なければ、近き憂いあり』社外参謀◆今朝の一言 | 社外参謀 今朝の一言

社外参謀 今朝の一言

社長の右腕として、企業の体質改革に日々挑んでいる社長参謀こと石原尚幸が、経営の最前線の場で、気付き&考えたことをアップしています

論語の一説です

先を見据え、
事前にしっかりと準備しておけば、
足元の心配やミスはなくなりますよ

という教え

旅行一つとっても
もし、
知らない街に行くのなら

道に迷うかもしれないから、
詳しい地図を持って行こう!

途中で休憩するだろうから
休憩場所を決めておこう!

天気はどうだろう?
雨が降りそうなら
傘を持って行こう!

っと、
あらかじめ
当日のことを想像することで
今からやるべきことが
見えてきます。

つまり、
遠きをおもんばかる、とは、
私なりの解釈をすれば
『未来仮説力』
を持つと言うこと。

今からやろうとすることを
未来に先回りして、
もしこうなったらこうなるだろ
と言う仮説を立てることが出来る力を持つと言うことです。

この
未来仮説力

日本人は
この仮説が苦手

なぜなら、
これからやることに対して
悪いケースを想定しておく、
というのを嫌う傾向があるからです。

例えば、
先の旅行のケースだと、
雨が降ったら…
なんて言い出すと
『そんなこと言って
本当に降ったらあなたのせいよ』
なんて周りの人に怒られたりします(涙)

っで、
そう言って怒ってる人に限って
照る照る坊主を作って
拝んでいたりします(^^;;

照る照る坊主は
可愛くて私も好きですが、
一生懸命拝んでも
雨が降るかな〜と言う憂いは
残念ながら消えません。

その憂いを消す方法はたった一つ
雨が降っても良いように
あらかじめ傘と長靴を準備しておくこと、です。

前持って仮説を持ち、
それに対処出来れるだけの準備をしておけば、
未来に対する憂いは無くなります。

これが、

遠き慮りなければ
近き憂いあり
との教えでしょうし、

逆を言えば、

遠き慮りあれば
近き憂いなし

となります。

何かモノゴトに取り組む際は
勇気を持って未来を仮説しましょう!
すると、
心の心配は確実に減っていきますよ(^^;;

 

 

 

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