「治療の前にやるべきこととは?」 | 社外参謀 今朝の一言

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社長の右腕として、企業の体質改革に日々挑んでいる社長参謀こと石原尚幸が、経営の最前線の場で、気付き&考えたことをアップしています

おはようございます。
社外参謀、石原尚幸です。

6月は当社の決算月。

昨日は終日事務所にこもり
決算見通しと次年度計画の確定

それを実現させる
アクションプランを
書き込んでいました。

今年はマンダラチャートを活用し
64個の重点テーマを掲げていきます。

また楽しみな1年の始まりです^_^

今朝の一言
「治療の前にやるべきこととは?」

経営者の皆さんのお困りのポイントは様々ですが、多くの経営者さんと話をしていると、ある共通した課題を抱えていることがわかります。

それは、

自社が何が課題かわからない

というものです。

ん?
そんなことある?
と思うかもしれませんが、意外にこの悩みは多いです。

今の状態は赤字でもないし、そこまで悪い状態ではない
だが、どうも伸び悩み、がんばってもがんばっても業績が伸びて来ない…

この時に、一体何が原因で業績が伸びて来ないのか?
自社はどのポジションにいて、次に何をすればよいのか?

これがわからなくなり、いわば、迷子のようになってしまっています。

例えば、お腹が痛い時に
医者に
「ん〜原因がわかりませんがとりあえず手術しておきましょう!」

と笑顔で言われたらどうですか?

「ちょ、ちょっと待ってください」
となりますよね(笑)

なぜなら
原因がわからなければ
適切な治療はできないことを
あなたは知っているから

です。

経営も同じです。
業績悪化の原因が分からなければ、
最適な対策を打ちようがありません。

どうも数字が伸びていないとなった場合、私たちはとかく「解決しなきゃ」とすぐに対策を打ちにいきがちです。
ですが、その前に、病気の原因を突き止めないとその治療=対策が適切か否かは実はわかりません、よね?

もし、思ったように業績が上がっていないとなっているのであれば、
どんな対策が必要か?
と考えるその前に、

「何が原因なのか?」

を考えて見てくださいね。