才能×努力 | 社外参謀 今朝の一言

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社長の右腕として、企業の体質改革に日々挑んでいる社長参謀こと石原尚幸が、経営の最前線の場で、気付き&考えたことをアップしています

今朝の一言
『才能×努力』

島田紳助氏が吉本の若手に講話した
伝説のDVD『紳竜の研究』

何度見直したかわかりません。

その中で印象的なフレーズの一つが

「何事も才能×努力、これで決まる」

というお話

例えば、
才能が4の人が
3の努力をすると
その人の成果は12

才能3の人が
才能4の人の成果を上回るためには
4の努力が必要

となります。

わかりやすいですね^_^

ですが、ここで疑問があります。

では、才能が1や2の人は
どんなに努力しても
才能が4や5の人に勝てないじゃないか(怒)

となりますよね。

結論、
「その通りだ」
と紳助氏は言います。

ここまでだと、
やっぱりそれだけか…
という話ですが、
この話には続きがあります。

確かに才能×努力だから
才能のあるやつには勝てない。
しかし、
才能があるかどうかは
やってみないと誰もわからない。
才能があっても間違った努力をしているかもしれない。
だから、まずは努力しよう。
それも正しい努力をしよう。

そして、
もし、正しい努力をしてもやっぱりダメだったら別の道を選べば良い。
正しい努力を覚えたのであれば
才能×努力だから
才能のある分野を見つけられば必ず成功する。

一番行けないのは、
正しい努力をしないまま
才能があるのかないのか分からず
ズルズルと物にならないことを続けることだ

と。

事実、
紳助氏のお弟子さんで
お笑いの才能はなかったが
努力ができる子がいて
その子にお好み焼き屋さんをやらせて
大繁盛店にしています。

正しい努力をせず
いつまでも同じ政策をやり続けている組織
結構ありませんか…

努力×才能
という事実を受け止めて
正しい努力を行い
なるべく早く見極める

商売でも通じる考え方
ではないでしょうか。