リサーチをデザインする | 社外参謀 今朝の一言

社外参謀 今朝の一言

社長の右腕として、企業の体質改革に日々挑んでいる社長参謀こと石原尚幸が、経営の最前線の場で、気付き&考えたことをアップしています

「リサーチデザイン」
という言葉があるそうです。

リサーチデザインとは、
どのように良い研究課題を考え 、またその課題に対してどのような調査や分析を行なうべきかを考えること

※参考文献「統計学が最高の学問である(ビジネス編」

つまり、
対策を考える前に
そもそも
何を調べるべきか?
どのように調べるべきか?
をまずは考えようということ。

頑張って頑張っても成果が出ない…

こんな悩みを抱える会社さん、
多く遭遇します。

頑張っても成果が出ていない
ということは、

何かが間違っている

ということ

そして、ここで問題は、

では、何が間違っているのか?

です。

多くの場合、
その原因を「対策」に見出そうとします。

つまり、
売れない原因を
・売り方
・価格設定
・営業トーク
・チラシの内容
などなどなどと考えて
対策をテコ入れしていきます。

でも、頑張って頑張っても
成果がでていないのであれば、
もしかして、
その対策が間違っているのではなく、
そもそもの原因の定義が
間違っているのかもしれません…

売れない原因が、
売り方や価格、営業トークにあれば
それらを見直せば成果は出ます。

ですが、
頑張っている組織なら
これらの対策はすでにやってきている
のではなないでしょうか…

もし、そうであれば、
売れない原因を対策と決めつけず

そもそもなぜ売れないのか?

を考え直す
=リサーチをデザインする
タイミングかもしれません。