大手とは戦わない【今朝の一言】 | 社外参謀 今朝の一言

社外参謀 今朝の一言

社長の右腕として、企業の体質改革に日々挑んでいる社長参謀こと石原尚幸が、経営の最前線の場で、気付き&考えたことをアップしています

おはようございます。


貴社の企業参謀
石原尚幸です。


九州では桜も咲き始めましたね~
いよいよ春ですので

元気に春を待ちたいと思います^^


今朝の一言


『大手とは戦わない』


経営は常に競合との戦い・・・
ですから、
社長の皆さんはどうすれば
競合に勝てるか!?
を常に考えていらっしゃる、
と思います。


競合をにらみながら
自社の戦略を立てることは
とてもとても大切なことですが
この時に気を付けたいのが、


大手とは戦わない


ことです。


もう少し正しく言えば、

大手とは
広域戦(広いエリア、広い客層、広い商品群)
では戦わない

ことです。


強い相手とは、
自社よりシェアがあり、
商品力(サービス力)がある競合です。


なぜ強い相手と
広域戦で戦ってはいけないのか!?


それは、

まともに戦うと
実力以上の差がついてしまうから

です。


戦いにおける戦闘力
=武器効率×戦闘員の数
で図れます。


ビジネスで言えば
「商品の質×営業マンの数(広告の数)」
でしょう。


これを広域戦で戦うと
戦闘力は少し変わってきます。


広域戦での戦闘力は
次の式であらわされることが
数学的に証明されています。


広域戦での戦闘力
=武器効率×戦闘員数の2乗
=商品の質×営業マンの数の2乗


つまり、広域戦で戦うと
商品の質が同じであれば、
戦闘力は営業マンの数の2乗に比例する
ことになります。


例えば
全国区で大手と戦おうとすると
営業マンが圧倒的に多い大手が
圧倒的に有利である
ことになるのです。


これを知らずに
真正面から大手と向かっていくと
コテンパンにやられてしまいます^^;


なんだ、
やっぱり、大手には勝てないのか!?

となってしまいますが
必ずしもそうでもありません。

大手と戦うには
それなりの戦い方があります。


それは・・・

局地戦に持ち込む

ということです。

局地戦とはビジネスで言えば、
◆限られたエリア
◆限られた商品
◆限られた客層
のこと


局地戦に持ち込めば
その局面局面では
大手より営業マンが多い、
広告数が多い
といった場面が作れるはずです。


この場面が作れれば
逆にこちらが有利になりますので
大手にも勝てることになります^^


あなたの会社でも
局地戦に持ち込むことができれば
大手とも十分に戦えます。


私のクラアイントさんでも

どうしたら局地戦に持ち込めるか!?

を常に考えている企業は
非常に収益力が高いです。


その反面いつも
「大手が、大手が・・・」
と嘆きながら、
大手と正面からぶつかってる企業は
収益力が低いと実感しています・・・・


いかがですか?
あなたの会社では
どうすれば局地戦に持ち込めそうですか^^;?


ぜひ考えてみてくださいね


ではまた。