推しメン って、なんだろう。
私はこの公演中、頭の片隅でずっとそんなことを考えていました。
菅原茉揶が長い間ずっとこっちを見て歌ってくれた時も。
熊崎晴香がウィンクしてくれた時も。
末永桜花が笑ってくれた時も。
そして、高畑結希が「これからもよろしくお願いします」とスピーチする間も。
今の私には、その答えは分からなかった。
それは、
あなたがその人を好きな理由を具体的に答えなさい、と問われるのに等しいと感じる。
好きであることに、理由が必要なのだろうか。
好きな理由が説明できなければ、それは好きだということにはならないのだろうか。
だから、私には分からなかった。
なーんてカッコつけた文章はどうでもいいんだよ!
高畑結希生誕祭をナメてた。
そうだった、高畑の生誕スピーチは長いんだった。
東京への帰りの新幹線、20:41の、のぞみ454号を予約してた。
乗れなかったどころじゃない、便の変更すらできなかった。
ステージでメンバーが一列に並び、礼をして劇場内の照明が点灯した時点で、20:45を過ぎてた。(涙)
新幹線はEXアプリで買ってるから、スマホ操作はいけないと知りつつすぐさま劇場内でスマホでアプリ立ち上げて便の変更を試みましたが、
やはり発車時刻を過ぎているので変更も払い戻しも不可! マジか・・・
名古屋 - 東京、10,310円・・・(号泣)
じゃあ、
この公演入ったこと後悔してるのかよ?ってことですよね。
ンなワケねえだろが!
推しメンの生誕祭公演だ!
金なんかよりも大切なものが、山ほど詰まってる。
理由なんか分かんないよ。
でもSKE48で推しメン誰だ?って聞かれたら「高畑結希です」って答える。
今、私が持ってる答えはそれだけです。
今日は高畑結希生誕祭公演。
それだけで問題ないだろ。
座席はD列7番。 有人3列目。
上手ブロックの中央寄り。通路から2つ目の席。
かなり良い席です。
けど、直前の席の人が背が高くて座高が高い!(涙)
マジで正面が見えない。
高畑が上手に来ると、本当に私の正面にポジションするんだけど、その人の頭で正面のメンバーが全く見えない。(涙)
劇場あるあるです。まあ、秋葉原の立ち見はもっとひどいからさ・・・。
仕方ないので、高畑が正面に入った時にはセンターの熊崎や末永を見てましたよ。
だってセンター付近は見やすいんだもん。
仕方なく、ですよ! ホントだってば。(笑)
チームE、SKEフェスティバル公演。
これが私のホームだ、と実感します。
今はNMB劇場のM公演もメチャクチャ楽しい。
だけど、この公演が私の評価軸の核になっているのは間違いないのです。
結構、メチャクチャと言えばメチャクチャな公演です。
全員で躍るパートなのに、フロントでひとりだけしゃがみ込んで最前列の客に絡んでるメンバーがいる。
それが「コイツ、やってやがるな。(笑)」で許される空気感。
極論かもしれませんが、客はバチッと揃った完璧なシンクロの群舞を期待してこの公演に入っているのではないからです。
この公演に来た客は、この公演で「楽しい時間」を過ごしたくてこの公演に来ているのです。
そのひとりだけしゃがんでたメンバーが、
満面の笑顔で立ち上がって、そのままガシガシに踊り始めれば不満を持つ客なんかいない。
ちくしょう、絡まれてた最前列の奴が羨ましいぜ!って思うだけ。
だから私は思う。
違っていいんだ。
激しいダンスだけがメンバーにとっての「パフォーマンス」じゃない。
笑え! 手を振れ! ウィンクしろ!
客を釣りまくれ!
そうやって客を楽しませられるメンバーが「パフォーマンスの良いメンバー」なんだ。
SKE48キャプテン兼、支配人の斉藤真木子なんか、高畑結希生誕祭で高畑の推しサイ振ってる客を、かがんで覗き込んで笑ってみせる。
そしたらその客は真木子を見るしかないじゃん。
客も笑顔を返すしかないじゃん。
メンバーにそんなことやられて嬉しくない客なんて絶対にいない。
SKE48の支配人が率先してそうしている。
SKE48チームEの公演、はそういう考え方でできている。
だから楽しい。
だから、
チームEのSKEフェスティバル公演は本当に楽しい!
その「楽しさ」をブーストするセンター、
熊崎晴香。
本当に何度でも繰り返すよ。
断言するさ。
劇場公演において「最高!」という言葉は熊崎晴香のためにある。
NMB48の全メンバーの公演パフォーマンスを見た今でも、これだけは揺るがない。
劇場公演で最高のパフォーマンスを見せるのは、
SKE48の熊崎晴香だ。
はい、という熊崎を絶賛する永遠のルーティーンを終えたところで(笑)、今日見たメンバーで「おおお?」と感じさせたメンバーをご紹介します。
まずは、倉島杏美。
倉島、いつの間にか少し背が高くなっていて、
末永と同じくらいの身長になってる。
どの曲か正確に覚えてないですが、確か「君が思ってるより」だと思う。
上手で末永と並んでしばらく客席に背を向けて立つ場面がある。
後ろ姿がメチャメチャカッコいい。
衣装を着こなしていて、ウエストが高くて足が長く感じる。
後ろ姿がカッコいいって、練習してできるものじゃないから。
シビレた。本当にカッコ良かった。
田辺美月。
この子も立ち姿がメッチャ良い。
てか、脚が綺麗だね。 美脚、ってこういう脚を言うんだよ。
脚を揃えてスッと立つ姿が美しい。
そして、「バラの儀式」での、その世界の作り方が素晴らしすぎる。
シリアスな表情で、速さと力感と。
笑う曲でもメチャクチャ笑うし。
ガムシャラ感とか全力感のタイプじゃない。
美しさで勝負するパフォーマンスです。
楽しさの表現もできる。
チームEでも上位にランクするパフォーマンスです。
田辺美月、素晴らしいです。
菅原に釣られました。(笑)
「SKEフェスティバル」で、本当に長い間、
4小節か、下手すると6小節くらい、ずっと視線が合ったまま。
菅原かあ。
私、今まで菅原ってあんまり意識したことなかったんですよね。
いや、もちろんEのメンバーだから昔からずっと知ってはいますが、今日、初めて菅原を意識してちゃんと見たように思います。
意識して見ると、結構キレイな顔をしていて、明るい色の髪が似合って、ちょっとドールフェイスのような感じがある。
動きも本当に大きいし。
なるほどねー。
これは「釣られた」ってことなんでしょうね。(笑)
私の公式推しメン、末永桜花。
これは証拠映像があるので、変えられません。
私は「ずっと」末永桜花が推しメンです。
(これには色々な事情があるのです)
おーちゃん、ちょっと変わってきたね。
今までは、「可愛い」しかなかった。
末永桜花はずっと「可愛い」で押し切って来た。
それで充分だと感じる、
そのルックスとパフォーマンス。
だが、今は違う。
正確に言えば、末永桜花は違うものを手に入れようとしている。
ステージで、可愛くない顔をする。
口を尖らせて、頬を膨らませ、横目の視線を作る。
笑って鮮やかに踊るのとは違う動きをする。
音符を引っ張り、明らかなオーバーアクション。
MCでは、「可愛い、じゃない表現で誉められた」という話を披露する。
「エモーショナルな表現」
を自分のものにしようとしている。
トレードマークのハイ・ツインは、封印はしないがその回数は減るかもしれない。
直接のライバルとなった、林美澪。
長年の比較対象である、浅井裕華。
その2人に共通するのは、圧倒的なアクティブさ。
スピードで押す美澪。
明るさで押す浅井。
力感は共通だ。
末永桜花は、その2人に対抗するための武器に「情感、エモーション」を選んだ。
今はまだ、変化の途中。
末永桜花は、SKE48のセンターを手に入れるために、エモーショナルなパフォーマンスを手に入れようとしている。
私は、賛成です。
ルックスを武器にできるメンバーにエモーショナルさが加われば、勝てる。
頑張れ、末永桜花。
もう一度言いましょう。
私は末永桜花の選抜センターが見たい。
そして、 高畑結希。
今日の生誕祭公演の主役。
今日の彼女は2パート構成。
前半は、楽しく、明るく。
とにかく自分の生誕祭公演を楽しんでいる、という感情を隠さずに出し、笑い続けた。
ユニット「1994の雷鳴」からは、自分なりに磨いて来たパフォーマンスを出し切るかのように、
パワー感を前面に押し出して「主役」としての動きを見せる。
これは高畑結希のファンしか知らない彼女の一面だが、
高畑結希は「ポンコツ」と言われることを嫌う。
もうそれは彼女のキャラとして定着してしまったものではあるが、彼女はそれに甘んじようとはしない。
私は過去に彼女を評した際に、
「愛されポンコツ は、キャラだけに留めよう。SKE48という場所では、ポンコツでは選抜にはなれない。選抜になりたいなら、踊るしかない。パフォーマンスを見せるしかないんだ。 なぜなら、君が行こうとする場所はSKE48の選抜、だからだ。」
と言った。
今、高畑結希はSKE48の選抜として踊る。
それは、パフォーマンスが高くなければ認められない場所で、その一員として選ばれている、ということ。
彼女は踊った。
そして、「SKE48選抜」という場所で踊るメンバーとして選ばれた。
彼女には、そのプライドがある。
努力して、努力して、その場所を勝ち取った、というプライドがある。
だから彼女は「ポンコツ」と呼ばれることを嫌う。
高畑結希は、選抜の場所を手に入れた。
次に彼女が手に入れようとしているのは、
ポンコツと言わせない、パフォーマーとしての評価と地位、なのかもしれない。
彼女が研究生として全力で踊っていたあの頃から、
選抜という場所でポンコツと言われたくない、という現在までを見た。
私はどこまで高畑結希を見続けるのだろう。
2019年から、開催された生誕祭公演はすべてSKE48劇場で見た。
2023年、彼女の生誕祭公演はあるだろうか。
私は、その公演をまた見ることになるのだろうか。
それも、今の私には分かりません。
ただ、私は今日の高畑結希を見ました。
それは10年後にも変わらない、確かな事実。
そして今日、
私の推しメンは高畑結希であるという事実。
それが今の私の事実。
未来とは、
明日でも来年でもない、
のかもしれません。
