昨夜、SKE48が
23rdシングルを7/4に発売すると発表。
タイトルは未定。
運営は、完全にこのタイミングでの発表を狙っていた。
偶然が重なった部分はありますが、その偶然も取り込んで、
もう、本当に「ここしかない」というピンポイントでの発表。
湯浅支配人以下、「SKE48」は今回の総選挙を本気で狙っている。
新潟や博多には絶対に渡さない、という強い意気込みがありありと見える。
昨夜、栄劇場ではチームEの公演が行われていた。
佐藤佳穂 生誕祭。
私は、この公演に少しの違和感を感じていました。
出演メンバーが、ギリギリまで発表されないのです。
通常、mobile枠の募集開始時までには出演メンバーが発表されるものですが、
この公演ではその時点でも出演メンバーは未発表のまま。
サトカホの生誕祭ですから、本人は出るでしょう。
それさえ分かっていればいいのかも知れませんが、
ここまでメンバーが確定されない公演は異例です。
SKE48は、
この日に佐藤佳穂の生誕祭をやる必要があった。
チームE公演をこの夜にやる必要があった。
だから他のメンバーのスケジュールが確定できないままチームE公演をこの日に押し込んだ。
そして、佐藤佳穂生誕祭の公演で、
次のシングルの選抜を発表。
初選抜、2名。
チームE 末永桜花。
チームE 佐藤佳穂。
この発表時点では、
既にMVの撮影が済んでいたという。
だからチームE公演をやる必要があった。
佐藤佳穂生誕祭をやる必要があった。
そして、
それは5月17日の夜にやる必要があった。
「Teacher Teacher」劇場盤の再販終了は、
5月18日、13:00。
投票券の入った劇場盤が終売するまで、
残り17時間というこのタイミングで次のシングル選抜を発表する。
初選抜のメンバーがいます。
選抜から落とされたメンバーがいます。
選抜に入れなかったメンバーがいます。
それら全てのメンバーが
正式な選抜発表を受け、
5月17日の夜、
一斉に 涙の情報発信 を開始。
5月17日の夜に、
推しメンが涙で送信した情報を受け取る、それらのファン。
推しメンの涙を見て、何も感じない奴などいない。
翌日の13時までなら、投票券の劇場盤が買える。
誰でも思う。
「まだ、票数を乗せられる。」
「まだ、買える。」
こんなに練られた「選挙対策」があっただろうか。
最悪にして最高の「選挙対策」。
ここまでファンの心の柔らかいところに火箸を差し込むやり方には、反感を通り越して敬服するしかない。
本気なのだな、と感じます。
SKE48は、本気で、ここまでして、
ナゴヤドームのステージ上にあるランクイン席をSKEメンバーで埋める気なのです。
そこまでして我々ファンを踊らせようとするならば、思う存分、踊ってやろうじゃないですか。
SKE48は、メンバーを泣かし、ファンを鞭打ってでも本気で勝ちに行くつもりなのです。
そして、私にとって、
とても嬉しいことがありました。
高畑結希が泣いたのだそうです。
シングル選抜に選ばれなかったことで、
その発表の場となった公演のお見送りで、涙を流したのだそうです。
本人は、溢れそうな涙をこらえて、笑って手を振っていたつもりだったそうです。
ですが、本人が気付かないうちに、
涙がその頬に光る線を描いてしまっていたそうです。
正直に言いますと、
私個人は、彼女はまだシングル選抜を狙える場所にはいないと思っています。
選ばれないと言って泣くのはまだだと思っていました。
だけど、彼女はこの夜に、
シングル選抜に選ばれなくて泣きました。
シングル選抜に選ばれなくて、悔しくて泣きました。
これは22ndシングル「無意識の色」のカップリング、「触らぬロマンス」のトップ3です。
センター、末永桜花。
下手1番、佐藤佳穂。
上手1番、高畑結希。
センターと下手側の2名は、そのまま次のシングルに選抜されました。
ごめんね。
知らなかった。
君がもう、そんなに高いところを見ていたなんて。
ごめんね。
でも、すごく嬉しい。
君がいま、そんなに高いところを見ているなんて。
選抜に選ばれなくて泣くなんて思っていなかった。
君が泣いた。
それがすごく嬉しい。
君の「シングル選抜になるんだ」という願いが本物で、
それがいま君の手の中にあるということが分かって嬉しい。
じゃあ、やろうか。
まずは、君が決めた次のハードル、「50位」。
明日、それを約束しに行くから、劇場で待っていてください。

