須田を見て、思うこと。
プロフェッショナルだな、と思います。
なんだかすごくドライな感想に聞こえるかも知れませんが、
今の率直な感想です。
不思議な人だなあ、須田って。
ステージ上の須田は、
演じているのか、
素のままなのか、
その境界線は全く見えません。
きっと、演じ続けているのかな?と思います。
須田のパフォーマンスは、
私にとっての、スタンダード。
基準。
標準評価指標。
私はこういうパフォーマンスを「良い」と
感じて評価するのだと感じました。
その力強さ。
その滑らかさ。
唯一、
これもあった方がいい、というのは
ふわっとした、力の抜けた柔らかさ。
それがあれば、もう言うことはありません。
「表現する」という部分が明確ですし、
その「世界」がある。
間違いなく、一級。
48Gの中では、
誰と並んでも対等以上に演じられると思います。
すごくびっくりしたのが、
客との視線の合わせ方が、ものすごく唐突。(笑)
赤いペンライトの席を憶えているのでしょう。
相手を探すことをせず、
曲中の、顔を伏せる振り付けから、
いきなりパッとこちらの目を真っ直ぐに見つめます。
いきなりバン!と視線を向けられるので、
えっ!とびっくりするんです。
すごく、そのショートカットが似合っていました。
以前のロングの髪を振り回す様子も様になっていましたが、
振り向く動作で、
ショートの髪の前髪が流れて顔にかかりながら
もう一方の片目がキュッと前を見据える仕草が
すごくいい。
須田は、これを毎回、
きっと全く抜くことなく、
本当に毎公演でやっているのでしょうね。
本当にすごいと思います。
終演後の「お見送り」で、
私は須田に「また来ます」と伝えました。
それしか、言葉が出ませんでした。
劇場の須田を見て、何も感じない人はいるのでしょうか。
そう思ってしまうほど、
そのパフォーマンスは素晴らしく印象的でした。