もう一週間前の話ですが、
かなり古くからAKB48を見ていた(その分最近はあんまり見てない)友人と激論になりました。
酒が入ってたのでお互い結構言いたいこと言ってたと思いますが、その中で論点は「これからAKB48を復調させるにはどうすれば良いか」へ。
まあメチャメチャありがちな話題ではありますが。
彼は「なんでもアリのAKB48をもう一度やり直すしかない」という主張でしたが、
私は「AKB48にはこれがある!というAKB48ならではの特徴を作らないと消費者に選んでもらえない」という主張。
なんでもアリのAKB、というのは歌詞にもなっているAKB48成長期のキャッチフレーズですが、私はもうこれからの時代はそれでは一般の新規客は呼べない、という考えです。
彼「なんでだよ、AKBには『なんでもアリのAKB』しかないじゃん。それやるしかないじゃん」
私「それは分かる。以前はそうだった。でもこれからはそれでは一般客は来ない」
彼「なんでよ?」
私「日本全国、駅前にあった百貨店はどんどん潰れてる。今はもうそういう『なんでもあり』が長所として一般にアピールできないんだ。そういう百貨店が今までの「なんでもあり」を長所として業績を回復できるとは思えない。なんでもあることより『あれはあの店にしかない』というものがなければこれからの時代は戦えないし、生き残れない。」
じゃあ、AKB48にしかないものって何よ?
少なくとも今のAKB48にはそれがあるようには見えない。だからAKB48のこの現状がある。
多分、これから現役メンバー全員でそれを作っていくことが必要なんじゃないだろうか。
少なくとも前田敦子や指原莉乃には「これからの新しい、AKB48ならではのもの」は作れない。
DHにはそこに気付いて欲しいと思います。
「あの頃」のノスタルジーに浸っているヒマなんかないよ。
「積み上げたものぶっ壊して、身に着けたもの取っ払って」
本当の なんでもアリ ってそういうことなのではないかと思います。
