紫陽花が昔から好き。
この時期は毎年、必ず見に行く。
でも私、完全に雨女だし。
髪は湿気で広がりやすいし。
気圧の変化で頭痛するし。
紫陽花以外に、梅雨って好きじゃなかった。
でも…
カレと仲良くなり始めたのが、
2年前の梅雨の頃。
苦手だった梅雨に彩りが加わった。
紫陽花がもっと鮮やかに映って、
前よりもっと好きになった。
もう2年が経つ…
カレは私の人生に、彩りを与えてくれた。
いつか離れる日がくる。
誰とでも同じ。
どんな形で、いつ、その日がくるのか。
カレと離れたくない。
いつか必ずくるその日が怖い。
カレは
「そんなに焦るなよ…会えなくても◯◯(私)を
想う気持ちは変わらない。」
って言うけど。
私は焦るんだよ。
カレを信じてないからじゃなくて。
父を亡くしてから、
いつか別れがくることを知ったから。
別れが、どういう事か知ったから。
もう声も聞けない。
伝えたいことも、伝えられない。
それがどんなことか…
カレがいない世界には、1秒でもいたくない。
こんな気持ちって、
子どもに対してだけかと思ってた。
でも、これが「愛してる」ってことだと思う。
だから、私は焦るの。
触れられるうちに、触れていたいから。
話せるうちに、いっぱい話しておきたいから。
キリがないのも分かってる。
でも、少しでも一緒にいたい。
苦手な梅雨を、好きな季節に変えてくれた
愛する人と、少しでも長く一緒にいたい。
私もカレの人生に彩りを与えたい。