$kaoのブログ


しかし、このように私の周辺(南ドイツ、おもにBaden-Wuerttenburg州)では3TO®が主流ですが、先日同じくドイツでポドロギーを学んでらっしゃるトモさんとお話したところ、トモさんの周囲(北ドイツ)ではRoss-fraserの使用が盛んとおっしゃってましたので、地域差もあるようです。

もちろん、各ポドローゲの特性にもよるでしょう。

後、子供や、薄くて弱いタイプの爪には、ワイヤーよりソフトなタイプのKlebespange(貼りつけるタイプ)が用いられることがあります。

また3TO®でも片側だけワイヤーでもう片方はシールタイプ(COMBIPed®)や、完全にシールタイプだがワイヤー付のもの(PODOfix®)もあり、ひどい炎症や傷の為に装着不可能な場合にこれらを使います。

他にもB/Sスパンゲ®、ルック社が開発したゴールドスパンゲ(Goldstadt-Spange®)等があります。



ドイツ人の爪の状態を見ると、だいたいが非常に頑丈で、しっかりしてます。

これらと比較すると、一般的に日本人の爪は薄くて柔軟性があり、華奢でしょう。

(ドイツ人の方がカルシウムを多く含む乳製品やたんぱく質摂取が日本人より圧倒的に多い、全体的な食事量が多い、また日本の湿潤な気候のためと推測しますが)


それゆえ、日本人の爪には強すぎるワイヤーのスパンゲより、貼り付けるタイプがフィットする場合も多いのではないかと思われます。


あくまでも、爪の状態、その他指の状態(汗をかきやすい、または乾燥しすぎ、炎症の状態、その他爪以外の疾患、水虫、年齢、靴の状態、生活パターン、もちろん本人の希望も)によって、どの種類のスパンゲを適応するか、総合的に判断します。



まだまだ、(3)へ続く 黄色い花黄色い花黄色い花

地元のポドローギンの元で実習をしてた時、一日数人の患者さんが、予約なしで駆け込みでいらっしゃいました。

その方達の抱える切迫した問題とは、多くの場合陥入爪。

巻いた爪の角が皮膚に突き刺さり、まさに陥入した状態。
主に親指に起こります。

皮膚にすでに食い込んでいる訳で、だいたいが爪(の角)を切る、つまり、皮膚から抜くと血が出てきます。

それは痛いはず。。


ポドロギーでは、巻爪、及び陥入爪の対応には保存的治療、おもにスパンゲが用いられます。

私たちが学校で習うスパンゲはロスフレーザー(Ross-Fraser)といって、オメガの形をしたもの。

試験科目も、このロスフレーザーのみです。確かに、一番時間が掛って、難しいものです。


ロスフレーザー

写真写り悪いですねえ。。

kaoのブログ-Spange



ちなみにこのRoss Fraserは、これを開発したスコットランド人の足治療医の名前だそうです。

今は彼の名前自体がスパンゲの技術に当てはめられそう呼ばれていますが、基本は一本のワイヤーから形作られるものです。

ドイツでは1960年代にこの技術が導入されたそうです。

余談ですが、その当時の特許事情ってどうだったんでしょうね。。。


しかし、現在実際に周囲の診療所でよく用いられているのは、3TO®(ドイツでは「ドライテーオー」と読む)が多いようです。


3TO®のメリットは、炎症(爪囲炎、Paronychia)を起こしている状態でも使用可能ということ。

ロスフレーザーだと、爪の先端(指先)からはめこまなければならず、その時にワイヤーを指の付け根、爪母方向に押し込むため、炎症を起こしている状態の爪にはNGとなります。
またその前に、型(Abdruck)も取ることができないですね、炎症があると。

その点、3TO®はオンスポットで装着可能。
爪の両脇から、一方ずつ形を合わせて付けられるので、押し込まなくて済みます。
ただスパンゲの端の曲げが大き過ぎると痛みをもたらし、炎症を悪化させる恐れがあるため、装着には最新の注意が必要です。

上手に的確に装着できれば、爪がグいっと持ちあげられるので、その場で痛みは軽減されます。

型を取ってから、針金を曲げて作るRoss-Fraserより、時間的にはかなり短くなります。

難点は、コストがかかるということ、あと3TO®の購入には履修証明(Certificate)が必要なこと。
私たちは、学校で5名の患者さんに装着した後、証明書を頂きました。


(2)へつづくあじさいあじさいあじさい

近所の本屋さん本メガネ
チェーン店ではなく、昔からの老舗感が素敵

kaoのブログ



こんばんは星
土曜日の夜、ゆったりまったりしてらっしゃいますか。

この数日、ドイツに感動してばっかりラブラブ!

これも愛チャリのお陰ですが、最近ドイツの魅力・再発見続きです音譜

いやあ、ドイツってやっぱりいいところだ。
(この前までのホームシックはどこへ?)


何が素晴らしいって

まず自転車パラダイスでしょ自転車


ドイツに行く際に必要なものを三つ挙げよと言われたら、
私は一つに「自転車!」と答えますね。

昨日は気分転換がてら、ウルムからドナウ川沿いにサイクリング。

自転車道が非常に整備されているので、車に注意する必要も
信号で止まることもほとんどなし。


清々しい風を受けながら漕ぐこと一時間、草原が見えてきました

kaoのブログ


更に少し進むと...
すでに隣町のすぐそばまで来てましたビックリマーク

kaoのブログ


見渡す限り、緑緑緑。。。
自然豊かなドイツが大好きラブラブ

kaoのブログ


おもしろい二つの雲が遠くに並んでました
地上から生えてる?

kaoのブログ




そしてこの時期、新鮮な野菜やフルーツが、思う存分楽しめます。

特に市場では、野菜、果物、花、パン、ハチミツ、ソーセージ、チーズ類などが
種類も豊富に並べられ、リーゾナブルで楽しくお買いものできますよさくらんぼ


こちらはウルムのマーケット。大聖堂前の広場にて。
毎週水曜と土曜の午前に市が立ちます。

kaoのブログ


トマトが美味しい季節
一キロ1.5ユーロ!(150円程度)
美味しそうで(美味しかった音譜)思わず2キロ購入。。

kaoのブログ


他にもいろんな種類の野菜や果物が。
大根類も美味しそうでしたキラキラ

kaoのブログ


(波はあるけど)やっぱりドイツ、大好きです
また機会がある時にドイツの良さをお伝えしたいと思います音譜

お読み頂き、有難うございます
よい週末を~ヒヨコラブラブ