おはようございます

週末ですね、どうぞゆっくり日頃の疲れを取り除いてあげて下さいね。
いやぁ、本当に時間が吹っ飛んでます。
来週学校に行けば夏休み!!!
で、休み明け、8月末から全部で3週間に渡る国家試験に受かれば、晴れてPodologinでございます
そして学校終了

イェイ

あ、受かれば、ですけどね

今日は微生物学のまとめ授業がありました。
PODOLOGIE授業の一環で微生物学を学ぶのは、おもに衛生面に関して徹底させる為です。
フットケアに必要な器具の正しい殺菌、滅菌方法や有効な消毒薬、バクテリアやウィルス等のおもな感染源、感染病の基礎知識を得ることで、器具やその他設備、または人から人へ例えば水虫などの感染を防ぐためです。
舌を噛みそうなウィルスの名前やら、化学式などを覚えなくてはならず、非常に難しいのですが、先生はおもしろくて好きなのです。
そろそろ年金をもらえそうな年齢の、大学の講師もしている男性教諭なのですが、学者らしい堅物ちっくな中にも笑いありで、ユニークな先生。
もう何度も聞いた話ですが、今日もDEOスプレーに関しての復習がありました。
夏やスポーツ後、汗をたくさんかいたら体臭が気になり、DEOスプレー(デオドラント、脇の下などへの制汗スプレー)を使う方も多いのではないかと思います。
私も以前は使ってました。
しかし先生いわく、微生物学的に見て、これは使うべきではないそうです。
大きく分けて、二つの理由から。
まずひとつ、自然な汗の分泌を抑えることは、体にとって有益でないのです。
そもそも、人はなぜ汗をかくのでしょうか。
汗の役割って?
汗をかくことで体内の温度調節が行われています。
また、汗と共に、体内の有毒物質が排出されます(デトックスですね)。
そしてここで一番重要になってくるのが、弱酸性を保つ肌の防御機能です。
肌は、汗や皮脂の分泌によって、肌表面をおよそ5.5PH(7が中性、それより小さいのが酸性、大きければアルカリ性)に保ち、バクテリアやウィルスなどの体内への侵入を防いでくれています。
つまり、デオスプレーで汗を抑えると、肌の防御機能を無効にしてしまい、このバランスの取れた弱酸性の環境を壊すことに繋がります。
また、多くのデオドラントには、殺菌剤が含まれています。
この殺菌成分により、臭いのもととなったバクテリアが殺菌されますが、これとともに、本来人間の肌に日常的に存在している、他の有益なバクテリアも殺してしまうことになるのです。
私たち人間の皮膚表面には、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌など、さまざまな菌が常に存在しています。
皮膚に限った事ではなく、皆様ご存知の通り、私たちの腸内にはビフィズス菌や乳酸菌、大腸菌など様々な菌が常在していて、通常はバランスを保って、例えば消化を助けてくれるなど、体内環境を整えてくれています。
彼らは彼らで、私たちの腸内の残り物を食べることによって生存できる訳で、文字通り、私たちは常に菌と共存しているのです。
無菌状態なんてことは、普通に生活している状況ではありえないのです。
そしてそれはバランスが取れている限り、人間にも菌にも双方にとって有益に働いています。
菌=有害、ではない。
先に述べた表皮ブドウ球菌はPH5~6の環境で住みやすいため、バランスの取れた環境ではこの菌自らが肌を弱酸性に保つ役割をしてくれます。
デオスプレーによって、これら重要な役割をしてくれている肌の常在菌を殺してしまうとどうなるか。
新たな菌が繁殖します。それは悪玉菌で、肌に悪影響を及ぼす可能性もあります。
(しかし悪玉菌だからと言ってすぐに人体に害を及ぼす訳ではなく、免疫力が落ちていたり、栄養バランスが偏ったり、過度のストレスや睡眠不足などで、体内環境が悪化した時に病原菌となりえるのです。)
菌同士も常に競合している訳です。
常在菌がいなくなった途端、彼らの縄張りに、得体のしれない新参者が参入してくる。
これにより、本来のバランスが取れていた肌環境が崩れてしまいます。
体内でも同じことが言えます。
抗生物質などの薬を常用すれば、ある特定の菌を殺す代わりに、他の菌が居座る環境を整えてしまうことになり、体内のバランスが悪くなります。
だから。。。
先生は、デオスプレーに頼らず、自然な匂いで心地よいそうです。
汗をかいてどうしても体臭が気になったら、足を洗うとか、脇の下をタオルで拭く、またはシャワーを浴び弱酸性の石鹸で汗を流す程度に留めておく位でちょうどよいのではないでしょうか。
ちなみに、かのナポレオンは臭いフェチだったとか。
戦場から恋人のジョセフィーヌに宛てて、「今から帰るから、風呂だけは入るな」と書いたそうな。。
好きな人の臭いなら、かぐわしく香る?
また長文になってしまいましたが、お読み頂き有難うございます

どうぞ素敵な週末をお過ごし下さいませ

