13日、イスラエルがイランを大規模攻撃した、と新聞が報じた。今までも何回か、イスラエルがイランを攻撃しているが、今回は今まで以上の規模だったと。これに対して、イランも直ちに報復攻撃を行った。イスラエルをめぐる中東の紛争は、終わりが見えない。より一層紛争は深まっているように思われる。なぜなら、この問題は、根っこが深い。1948年の国連決議、イスラエルとパレスチナに国家を樹立することを承認した。がパレスチナやアラブ世界がこれを拒否した。国連のこの決定が、当事者への充分な根回しや了解を得る努力をしなかった結果でもある。そして、イスラエルにおける極右勢力=ユダヤ原理主義者が、パレスチナは「約束された地」と勝手に思い込んでいることも問題解決を困難にしている。宗教は合理的思考を平然と拒否するので、理性的・論理的に話を交渉することを困難にしている。そこに、アメリカのキリスト教原理主義=福音派が加担し大きな影響力をトランプに及ぼしているので、問題をさらに混迷させている。論理的合理的に物事を判断する理性が世界的指導者と言われる人たちには欠如している。トランプの登場がその象徴的出来事。トランプを当選させた人々には理性が欠如しているのだろう。世界は、ますます混迷し第三次大戦に突入する危険性が高まっていると言える。国土をめぐる争いが、ウクライナ・ロシアで、そしてイスラエルとパレスチナを中心とする中東で継続している。それ以外にも中国が領土領海拡張の野心を抱いて、海洋を徘徊し隙あらばかすめ取ろうとし、周辺諸国ともめている。世界が安定することは、現在の世界体制のママでは不可能だ。