車検整備が無事完了しました。
前回2024年4月で116,063Km走行で、今回は117,636Kmなのでおおよそ2年間で1,600Km弱というところでしょうか。
諸事情により乗る機会が少なく、走行距離はかなり少なめです。
法定点検における附加作業としてはエンジンオイル(4.5L)・フィルターの交換、LLC交換、ブレーキフルードの交換・エア抜き等です。
オイルはいつもの通りWAKOSを指定し、添加剤(S-FV・S)を入れています。

車検整備前にはミッションのオーバーホールという事態を予想していなかったため、整備が続いてしまうような状況になってしまいました。
今回の車検整備は前回指摘されていたペンディング事項の解消がまずは第一の目的でした。
前回に指摘されたのは以下の2項目です。
1.ヒーターコントロールノブの照明不具合
ノブの矢印部の照明が回転位置により点灯したり、しなかったりしていました。
暖房を使用する季節、その上に夜でなければ気づくことは難しかったかもしれません。

原因はコントロールコック内に組み込まれている配線が、回転の繰り返しによるねじれで断線状態となり、接触不良になるためとの事です。

コックを分解してコードを交換するという手も有るとの事でコックを分解してみました。
やはりランプにつながる細いコードが端子根元で断線していました。
どうすれば修理できるかの考えが思い浮かず、とりあえずコードの交換は断念しました。


コントロールコックはすでに製造中止のため、1年以上探しまわり、運よくNOS品を海外から調達しておいたものです。
不具合が発生していたのは使用頻度が高かった運転席側だけですが、どうせならと助手席側も併せて交換してもらいました。
品番は運転席側(左)がA123 830 03 85、助手席側(右)がA123 830 04 85 となります。

コック交換のついでに、別途用意していた風量調整のスイッチ(A123 820 07 10)も交換しました。
こちらは何の問題も無かったのですが、念のために交換です。


2.間欠ワイパーの動作不良
通常使用では問題ないのですが、間欠ワイパーにすると動作したり、しなかったりする事が有りました。
このためワイパーリレーの不具合を疑っていたのですが、以前別のショップ側からどちらかと言うと過去の事例ではスイッチ側に問題が有った方が多かったと伺い、事前にレバースイッチを用意しておきました。
廉価な社外品の方が入手も容易ですが、長期使用に耐えうる信頼性を考慮し、調達しておいたのは純正部品(A005 545 41 24)です。


現在の入手状況は不明ですが、この時点では国内で純正品調達ができず、これもヒーターコントロールコックと同様に海外調達です。
国内調達が容易な社外品と比べると、3倍程度の価格でした。
しかし調べてもらったところ原因はリレー側に有ったという事で、このレバースイッチは予備部品としてのストックとなりました。
リレーの取付位置はメーターパネルの裏側にあると聞いており、自分には交換は無理と思われたので、これもショップに依頼です。
ワイパーリレーの品番はA000 821 08 63となります。

交換時の写真等はありませんが、ワイパーの動作確認では順調に動きました。
リレーの不具合が確定した訳ですが、間欠動作時のみの動作不良という事なので、リレーを分解してみました。
分解はケースとベース部の間にマイナスドライバー等を差し込んで、こじって外します。
隙間があまりなく、ケースのプラスチックも結構硬いので注意が必要です。
小生は傷をつける恐れがあるドライバーでなく、時計の裏ブタはずし用のへら(写真の黄色柄のもの)を使用しました。


取り出した基板です。
怪しいのは2個の電解コンデンサ(47マイクロF・16V)です。
液漏れは見受けられませんでしたが、経年劣化で容量不足になっているのかもしれません。
基板上には他にトランジスタやダイオード、抵抗器も装着されてますが、これらが不良となる確率は低いと考えています。
コンデンサーを交換しても治らなければ、こちらにも目を向ける必要があるかもしれませんが。

半田面は見た限りでは剥がれ・浮きが無いので大丈夫かなと考えます。

取り外したコンデンサ(写真下側)と新しく用意した(写真上側)ものです。
一応、自動車に使われている105度C対応のもので、ニチコン製です。
形状も半分くらいの大きさです。

交換後の基板写真です。
リレー接点も接点クリーナーで綺麗にしました。

手持ちの容量計で取り外した古いコンデンサーを測ってみました。
1個は64.6マイクロF、もう一つは測定不能でした。
こちらのコンデンサ―がダメになった方でしょう。


交換した新しいコンデンサは46.8マイクロFなので表示通りです。

ですが修理したリレーをテストする環境が無いため、これで治ったどうかは不明です。
その2へ続く