前回は瀬織津姫の別名をご紹介しました。←(瀬織津姫の別名)をご参照下さい！
彼女の夫であり日本の最高神、天照大神にもたくさん別名があります。←未だに天照大神は女神さまだ
と主張する方がいますが、女性アマテラスは持統天皇側近フヒトの創作です！ちゃんと調べて下さいね。
なんで別名がいっぱいあるの
単純明快‼ あなたにも呼び名が複数あるでしょ。
(例) 山浦由紀子
やまちゃん、浦っち、ゆきちゃん、ユッコ
本名をそのまま言うのは稀で、氏名の一部を取って呼ぶことが多いし。突拍子もないあだ名もある。
神様にもコレを応用すればイイんです
神様は、時代や場所によって呼び方が変わるし、もっと複雑になる。しかも直接会ったことないから...呼び名が複数あると、別々の存在に見えてしまう。
私と似たような発想をお持ちの方がいます。元伊勢籠神社の海部宮司は、数多く存在する神々の謎を解くカギとして「神の多次元同時存在の法則」を提示しています。
神の多次元同時存在の法則
- 神は別名の分身をつくる
- 神は時空をこえて存在する
- 同名をもつ神は元は同神なり
さっそく、この法則で天照大神を紐解いてみます。
天照大神の正式名
天照国照彦天火明櫛(甕)玉饒速日尊
天照国照彦 天火明 櫛(甕)玉 饒速日尊
伊勢神宮は天照(彦とあるので男性太陽神)
元伊勢籠神社は彦火明(＝ホホデミ)
熊野大社は天火明
私は饒速日(ニギハヤヒ)
長い名前の一部があれば、皆、同神ということ。
上記の神社の主祭神は全てニギハヤヒなの。しかも籠神社では8世紀までホホデミとして祀っていたので、ホホデミ＝ニギハヤヒ。
天照大神＝火明命
＝ホホデミ＝ニギハヤヒ
ニギハヤヒと大国主と大物主との関係
さらに、神道では【一霊四魂】といってひとつの魂を和魂、荒魂、幸魂、奇魂と分魂として扱う。
日本書紀によると大国主の和魂は、大神神社の大物主。つまりは「大国主と大物主は同神」。
また、大物主は『出雲国造神賀詞』で大物主櫛甕玉命と記載。ということは、
オオモノヌシ
大物主櫛甕玉命
と
ニギハヤヒ
天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日尊
も同じ名で同神になる
そのまま引用します。
天火明命は、古代、熊野の地を治めた熊野国造家の祖神です。天火明命の息子である高倉下は神武東征に際し、熊野で初代神武天皇に天剣「布都御魂」 を献じてお迎えしました。
時を併せて高御産巣日神は天より八咫烏を遣わし、神武天皇を大和の橿原まで導かれました。
第十代崇神天皇の御代、旧社地大斎原の櫟の巨木に、三体の月が降臨しました。天火明命の孫に当たる熊野連は、これを不思議に思い「天高くにあるはずの月が、どうしてこのような低いところに降りてこられたのですか」と尋ねました。すると真ん中にある月が「我は證誠大権現（家都美御子大神＝素戔嗚尊）である。社殿を創って齋き祀れ」とお答えになりました。
←日本の神々は暗号だらけで奥が深いの！
私たち夫婦もツインレイ
って勘違いしないでね。残念ながらツインレイは極めて稀! 3次元人間世界ではゼロに近いの
ここまでイイ感じ! 勢いに乗って...
謎だらけの天照大神から神武天皇までの家系も『神の同時存在の法則』で解明して行きましょう!
神武天皇の天孫系図
正式名をあげてみました
全員が同じ名の一部をもつということは、全員が同神ということ
ホホデミはニギハヤヒと同一なので、結果はこーなる
イザナギ＋イザナミ
ニギハヤヒ (大和の大王にして初代天皇)
たしかに…と言いたいところですが、籠神社の海部家も熊野国造家も祖神は天皇家と同じなんですね。ということは、皆さん、天孫＝神の血族ってことになるんだ
スゴ〜イ
