2週間後、3回目のデートの日がやってきた。
私の車でドライブをしながら、男女が付き合うとはどういうことか、お互いの考えをぶつけあった。
私:大前提私は好きじゃないと付き合えない。でも出会ってから時間も必要だし、アプリの出会いって、そこが難しいと思う。
Dさん:付き合ってから徐々に好きになっていく、でもいいんじゃない?
私:正論かも。でも私は付き合ったら、その人だけの女になるっていう感覚が強い。今やってる婚カツも全部辞めなくちゃいけないよね。
Dさん:全然続けてくれて構わないよ。他の男より好きにさせる自信があるから、納得するまでやったらいい。
私:じゃあDさんにとって、付き合うってどういうこと?何が変わるの?
Dさん:交際してる、俺の彼女だ!という事実が重要。彼女でもない人に、時間も金も使いたくない。
Dさんの主張はわからないでもないけれど…
当時の私には飲み込めない壁だった。
ドライブデートの最後にクリスマスイルミネーションを見ながら二人でお散歩をしていた時のこと。
寒くて冷たいと手をこすっていたら、Dさんが唐突に私の手を自分の肘ではさんできた。自分でも驚くぐらい、その瞬間心が拒絶してるのがわかった。
やっぱり好きじゃないとダメみたい。