去年の7月頃、コンビニの駐車場でハンバートハンバートのライブの申し込みをしました。
ファミマの先行予約だったのですが、無事にチケットが取れて先日行くことができました!
去年9月にフォークソングやJ-POPのカバーなどが入った「Folk4」というアルバムが出ていて、そのツアーでした。
フォークソング=なんとなく懐かしい感じの音楽ジャンル、ととらえていた私はきっとお客さんは私と同年代か上の人が多いだろうと勝手に思っていました。
(私はハンバートと同年代)
でも、会場に着いてみたら老若男女が集っていて、小さい子連れの親子もいました。
実際にハンバートのファンだという人々に会ったことがなかったので、ここにいる人はみんなハンバートの音楽を聴いている人たちか・・・と思うと新鮮でした。
席は前から11列目。
くじ運が悪い私にしてはなかなかです
私の隣は20代男子二人でした。
ずーっとしゃべってる。
割と語る系?
こういう人たちは、ハンバートをどう思っているんだろう。
年代的にはフォークじゃないような。
冷めたコメントとか言い始めたらやだな・・・
などといらぬ不安をちょっぴり抱きながら開演を待ちました。
(私は一人だったので話す相手はおらず)
やがて時間になり、ステージに二人が登場!
遊穂さんはベージュのブラウスにスカーフ柄っぽいロングスカート、良成さんはビシッと青いスーツ姿。
その瞬間、隣の男子たちが
「おおー、かっけー!!」
そう、スラっと背の高い良成さん、スーツがきまっててとてもかっこよかったんです。
若者たちも自分と同じ気持ちなんだと知って、嬉しくなりました
音楽のジャンルとか関係なく、私はハンバートの曲が好きでここにいる。
別にフォーク世代じゃなくたって、好きという気持ちは本物だもんね。
昔、憧れのアーティストは年上のお兄さんお姉さんだったけど、そのうち同世代になり、気づけば年下が多くなりました。
そっか、同世代だけとかどうして思い込んでいたのかな。
みんなハンバートが好きなんだ!
このライブ、すごいのは歌と演奏を全部二人だけでやっていること。
途中10分の休憩時間をはさんだけど、それにしたってすごい体力、技術力。
そして「遊穂さんって曲をすごく丁寧に大事に歌うんだな」とか「やっぱり良成さんの演奏する楽器の音はいい」とか、ライブだから感じられるものがあって、よかったです。
大好きな「虎」が聴けたのも嬉しかったし、リンドバーグの「いますぐKissMe」やブルーハーツの「リンダリンダ」もすごく盛り上がって楽しかった!!
ところで、自他ともに認める音痴であることを何度か書いていますが、リズム感のほうもなかなかでして、ライブやカラオケなどに行くと困ることがあります。
手拍子してるとずれちゃうんです。
今回も、ノリのいい曲で手拍子が始まったので私もやったのですが、2・4拍目で打ってたはずが1・3拍目になりそうになる。
正しく手を打つためには打たない間の拍を頭を振って取りたいのですが、ほのぼの穏やかなライブなのに、一人ヘッドバンキングしながら手拍子するアラフォー。
はたから見たら絶対怖い。
そもそも踊りとかも苦手で、中学時代の創作ダンスで真面目に踊れば踊るほどみんなに笑われ、大学時代も「動きがぎこちない、変だ」と笑われ、どうも私の動きが滑稽らしいといことは自覚していました。
それをライブ会場でやりたくはない(誰も気にしてないとは思うけど、隣の人に迷惑かも)のですが、手拍子はしたい。
結局、なるべく頭を振らずに周りに合わせて手拍子を打ち、ずれてきたら一旦止まってまた合わせて入る、で乗り切ったのですが、そっちに集中しすぎて曲の記憶がほとんどありません
何しに行ったの。
まあそんなこんなでしたが、素敵な声と演奏に癒され、心を満タンにして帰ってきました