年度の変わり目、お引越しされた方もいるいでしょうか。
我が家は4年前の今頃、現在の家に引っ越してきました。
あの頃はいろいろひどかったな・・・。
その時言われてショックだった言葉と、ひどかった引越しのお話です。
4年前、旦那の会社から辞令が出て、転勤することになりました。
でも年度途中では転入先の保育園に入れず、年度末まで旦那に単身赴任してもらうことになりました。
要領が悪くて複数のことがいっぺんにできない不器用な私、その頃子どもたちは4歳と2歳。
旦那と家事育児を分担しながら何とか過ごす日々でした。
それが突然、要員が一人減るという緊急事態
でも他にどうしようもなかったので、
「旦那の帰りが遅くてワンオペの日だってたまにあったし、大丈夫、なんとかいけるはず」
そう自分に言い聞かせて、旦那単身赴任&私ワンオペ子2人の別居生活がはじまりました。
(普段ワンオペの方からしたら、期限つきのワンオペで何をそんな大げさな・・・という感じですが、人よりスキルの低い私にとっては、かなりの負担でした。)
家事育児と、新しく入る保育園の準備で私の睡眠時間は削られていきましたが、引越しするまでの我慢!
子どもたちは
毎日同じくらいの時間に起こして寝かせること。
ごはんはちゃんと食べさせること。
お迎えの後と休日は公園に連れて行くこと。
それさえ守れば大丈夫。
自分にそう言い聞かせました。
(というかそれ以上は無理)
子どもたちはもともと母(私)にべったりだったので、父がいないことで不安定になったりはしていないように見えました。
だから、私がそばにいて以前と同じように過ごせば、いつもと同じように暮らしていけると思っていました。
でも、そううまくはいきませんでした。
子どもの身体に異変が出始めたのです。
明らかに体調を崩しやすくなりました。
保育園入園当時は洗礼を受けてよく熱を出したりしていましたが、最近はだいぶ抵抗力もついてあまり休まなくなっていたのに。
発熱などでしょっちゅう保育園から呼び出しを受けるようになり、毎週どちらかが風邪をひいてるような状態でした。
ある日、また呼び出されてお迎えに行った日のことです。
担任のA先生から子どもの様子を伝えられた後、こう言われました。
「やっぱり、お父さんがいないからですかねー」
ガツーン。
「やっぱり、あなた一人では無理なんですねー」
と言われているようでした。
ああ、子育ては、親がどれだけがんばったかではなく、子どもにとってベストだったかどうかで評価されるのだなと改めて思いました。
(A先生は単身赴任のことも知っていて、悪気なくごく自然に出た言葉だったと思います・・・。)
そんな毎日でしたが、もう一つ、重要なミッションがありました。
引越しの準備です。
もう、私の手が回らないのは目に見えていたので、荷造りも業者さんにお願いしてありました。
なので、特別な準備をしなくても引越しはできたのですが、この機に不用品を処分したいとか、あまり見られたくないものは自分で箱詰めしたいなーと思っていました。
でも子どもが起きているうちは子どもの世話、子どもが寝てからは食事の作り置きと新保育園準備で、引越し準備には手が全然回りませんでした。
実家は遠く、また人に頼るのが苦手だった私は友だちに助けを求めることもできず、どんどん引越しの日が近づいてきました。
結局、自分の下着類と本の2箱くらいを詰めた以外は、全て業者さんに任せることになってしまいました。
自分でもひどかったなーと思うのが、子どもの風船(100均で買った普通の風船を家で膨らませたもの)すら処分できなかったこと。
業者さんは何も言わず
風船をダンボールに詰めてくれました。
いやそのくらい処分しとけよ・・・、って感じですが、時間の余裕というよりも、心の余裕がありませんでした。
風船を割るより先にやるべきことがある!と思ってしまい、どうしても風船を割る番が回ってこなかったのです。
あの頃は、ちょっとまともじゃなかった。
そして、狭い賃貸暮らしなのにやたら物が多く、大型トラックが2台必要でした。
新居に着いても行先の決まらない箱がけっこうあり、一部屋がそれでつぶれてしまいました
そこは寝室にする予定だったのですが、なかなか自分たちでの開封作業が進まなかったため、引っ越してから1ヶ月くらいはみんなでリビングに布団を敷いて寝ていました。
さらに、以前書きましたが、私の手続きミスで新しい保育園に入れないという事件も起こりました。
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その後入園できてからは、徐々に普通の生活に戻っていきました。
定期的に転勤があるのでまたそのうち引っ越すと思うのですが、さらに物が増えているので、ホントおそろしいです
(普段から少しずつ物を減らしなさい)