こんにちは。

 

 

今日は福祉の話などを。

 

 

これまで長く福祉の仕事に携わってきて、気づいたいくつかの点があるのですが

(※あくまでも大雑把な、これまでの私個人の経験から得た感想も含みますので、絶対というわけではありません。もしブログを読んで、ご気分害される方がいたら申し訳ないですが…でも、ほぼ当たっていると思います)、

 

①男性はデイサービスに行きたがらない。集団が苦手な人が多い。

②マジメで硬い職業についていた方が定年になり、会社に行く事がなくなり家にいることが増えると認知症になりやすい。

③趣味はいくつか持っている人の方が歳を取ってからも豊か。

④農家の方や漁師には認知症が少ない。

⑤戦後の昭和生まれ(団塊の世代)の方で、亭主関白系の方は危険。

 

です。

 

 

①はあるあるですね。皆さん、揃って嫌がります。今更人に気を使いたくないのでしょう。また同情されたり憐れまれたりすることにも我慢がならないのでしょう。デイサービスや認知症カフェという名前にもこだわりますね。「ジムで運動しましょう」というと参加してくれたりします。これは男性は大体においてプライドが高いからと思われます。特に会社で役職についていた人等は、隣の席になった人とマウントを取り合って険悪になったりします。仕事が終わって社会に出ればただの人なんですが、やはりプライドと栄光の軌跡が邪魔をするのでしょう。会話も続かない傾向。

 

 

②これもあるあるですね。

当然ながら、頭を使わないで、ずっとテレビを観ていれば、脳はさらに劣化していきます。また人とも会わず、誰ともコミニケーションを取らないと当然脳は刺激を受けないので認知症が進みます。さらに運動しないのでフレイルも進みます。悪徳通信販売や詐欺(リフォーム、恋愛、投資、オレオレ)にも引っかかり騙されやすい。

※ヤツらはそういう人の弱みに付け込むプロですからね。

 

 

①と②、こうして見てみると女性の方が適応力もあるし、大体においてその場に馴染みます。趣味も話題も豊富。

 

 

③は当然ですが、ワーカーホリックだった人はキツイですね。後は酒だけ。とかも❌👎おススメできません。


私の関わっている高齢者の方々は、皆さん苦労しておられます。仕事しかしてこなかった人は定年後に空っぽになってしまい、毎日日曜日になってしまうのです。下手すると家族のお荷物になりかねません。


65歳を過ぎてから新しいことにチャレンジし、また覚える意欲のある人は良いのですが、大体の方は厳しいので、若いうちから趣味を持っておられた方の方が豊かですね。認知症になっても進行が遅い気がします。


ゴルフ、釣り、山登り、音楽、バイク、キャンプ、俳句、カラオケ、DIY、盆栽、ペット、料理、映画、読書、絵画、麻雀、将棋、ボランティア…なんでも良いのです。


熱中できるものを1つか2つ、40代、50代から見つけておくことをお勧めします。贅沢を言えば、アウトドアとインドア、机の上でできるものと身体を動かすもの…2つぐらいあればさらにGood。


定年過ぎてから大学に入り直し勉強する人もいますね。素晴らしいと思います。



④はなんとなく。農業は認知症ケアにも良いらしく近年注目されていますね。ある学者が、人間はもともと日が登ったら起きて、日が沈んだら眠るのが本来の姿だから、今の世の中のように夜中でも光がサンサンと輝いている現代社会が異常なのだ、と言ってました。土を耕し、種を蒔き、水を与える。天候にも左右されるので、風や雨など五感も敏感になる。自然を恐れ、獣たちにも気を配らなければならない。非常にシンプルだか、奥が深く、頭も神経も使う。収穫の喜びもある。良いことづくめだと。


漁師さんで認知症の人に会ったことないです、私。たぶん死ぬまで現役だからではないかと。と、なると人間死ぬギリギリまで働いた方が良いのかもしれませんね。仕事がキツくて死んじゃったら意味ありませんが、ほどほどに働くことは人間にとって必要なことなのかも。適度な距離で社会に繋がっているということ、人に必要とされることは非常に大切です。


 

問題は⑤です。私は寂しいオジサンと呼んでいます(私も人のこと言ってられませんけどね😅)。

 

これは偏見もあるかもしれませんが、70代後半から80代~。

奥さんに家事や子育てを押し付けて、仕事ばかりしてきた世代。

団塊の世代(昭和22年~)。

高度成長期(昭和30年~)で日本を支えてきた方々。


「なにぃ〜ワシは違うぞ‼️ワシは大丈夫だ‼️💢」と言っているあなた。あなたのことですよ😅


 

奥さんが入院したり、認知症になったり、亡くなられたりするといきなり生活に困る人が大勢いるのです。

 

 

驚いたのは、ご飯も炊いたことないって人が実際本当にいるんですよ😨

 

 

奥さんがいなくなると家事が何もできない。これまで奥さん任せだったから。

 

なので、自分が一人になると困ってしまうので、奥さんの認知症を絶対認めようとしないし、入院も認めない。なんとか家に戻そうとします。危ないのは度が過ぎるとDVに発展しやすいことです。

 

お子さんが手配して母(妻)を施設に入居させたりすると、父(夫)は納得できないので我々に電話をよこし「家に帰せ!」と怒鳴り散らしたり、「寂しい」と泣いたり怒ったり大騒ぎしたり、永遠と1時間以上クレームをつけたりします。お気持ちはわかりますが、無理です。施設から家に返すとか、我々にはそんな力はありません。大体において、こういう亭主関白系の父親は、子どもさんからも嫌われていますね。でも本人はそれに気づかない。


 

ご自身で料理や家事が元々できる男性の方は、あまり↑こういう傾向は見られない気がします。

 

 

奥さんの身体症状や認知症状もまだ緩やかなうちは「あの人は私がいないとダメなの」と、お互いに共依存していることも多いので厄介です。

※これは親と子どもの同居家族にもたまに見られます。

 

そのほうが今日という日を生きるのにはお互いに都合が良いのかもしれませんが、後でしわ寄せが必ず来ます。

 

妻や母親の方も、一生懸命お世話をしているようでいて、相手のやれることをどんどん奪っているのです。


 

 

なので、もしできるなら今から何品か料理は作れるようにしておくことをお勧めしますし、自分の小遣いは自分で管理し、携帯やスマホやPCもある程度は操作できるようにしておくと尚良いでしょう(どうせできない、と諦めるのではなく、チャレンジする気持ちが大切です)。認知症やその他疾患もあってできないご事情の方もいらっしゃるでしょうが、できる限り、です。


毎日コンビニ弁当では、ねえ…添加物(化学調味料など)バリバリですしね…😓

 


昭和生まれでもバブルの後、今の私ぐらい、50代~60代頭ぐらいの方々は料理洗濯掃除はあらかた大丈夫でしょう。

※ほとんどレンジや洗濯機、掃除機などの電化製品がやってくれますしね。

 

 

これからの時代、地震、酷暑、台風などの災害、ひょっとしたら戦争など、何が起こってもおかしくありませんから、なんとか自分一人でも生きて行けるように備えておいた方が良いでしょう。国は守ってくれませんよ。皆、自分のことで精一杯です。


 

私はこういうオジサンを何人も担当しています。

実を言いますと、私の父もそのものズバリです(笑)。



仕事しかしてこなくて、家事が何もできない人は、奥さんに先立たれたりすると本当に悲惨です😓

 


皆さん、偏屈で頑固なじじいという感じですが、本当は寂しがり屋さんで孤独です。素直になれない人が多い。しかし一度相手を信頼すると無条件に受け入れ、依存してしまう傾向も見られます。



奥さんがもう二度と帰ってこないことをようやく受け入れられたと思ったら、次は眠れないからとアルコールや眠剤に走る傾向があります。


そして「もう生きていたってしょうがない。早くあの世に行きたい」が口癖となります。

 

 

日本の高度成長期にモーレツ社員で頑張ってきたのにね…切ないですね…😢

 

 

温和で尊敬できる素晴らしい性格、素敵な老後をお過ごしの方ももちろんいますよ。

 

悲しいことにごく僅かですけどね…😢

 

なので、早い段階からオジサンには自立することを強くおススメしています👍


なんとか自分で生きていかないとね😓