あの頃の私達は好き同士だった。
それは、ただ好きだなーって感情だったとしても、間違いなくお互いを必要としていたのだと思う。


片思いは、相手にとって自分が必要とされているか分からない。

好き同士は相手の事を尊敬できて、お互いが必要としあう。

だから、いつも二人でいれば怖くない。



一週間前に、君に電話をかけた。
無性に声が聞きたかった。
でも、出なかった。
かかってもこない。


今は、あたしがただ必要としているだけで、君はあたしの事を必要としていない。

必要とされていない。


分かってるのに、いつも頭に君がいて会いたくてしょうがなくなる。


今のあたしを支えているものは、一緒に過ごした思い出なんだよ。

それがあるから、それがあるから生きていられる。

だから大切な思い出を汚すような事は許せないよ。



昨日は七夕。
織姫と彦星は会えたのかな。
あたし達は会えなかったけど、君は素敵な日を過ごせたかな。

今のあたしは、織姫と彦星の様に一年に一度だけでもいいから君と一緒に過ごす時間が欲しい。

だけど、やっぱりそれも好き同士だったらだよね。

気まぐれでも、暇だっただけでも、理由なんて何でもいい。

君が少しでも必要としてくれて、連絡がきた時には会いに行く。

君は新しい世界を作っている。
あたしはその世界で住む勇気はないけれど、やっぱり君は君だから。


好きな人の幸せを素直に喜べるほど大人じゃないけど、どんな形でも、やっぱり君が必要だから。


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何度も、何度も自分の身体を傷つけようと思った。

その度に君が頭に浮かんで出来なかった。

本当に感謝してる。



若かったあたしは、何のためらいもなく君のイニシャルを自分で、自分の腕に刻んだ。

いつも一緒だって感じたくて。
喜んでほしくて。

でも君は喜んでくれなかった。

凄く怒った。


「こんな事しなくていい。自分の身体もっと大切にしろ」って。

君が覚えていなくても、あたしは覚えてる。


だから今あたしは、ここにいる。

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それが、どれだけ大切な事なのか。

あたしは知ってる。
たくさん言えなかった事があって、たくさん後悔したの。

ありがとう。
ごめんね。

それと、好きだよって。

君の発言には、いつも愛があって、だから素直に聞ける。

あたしは自分が尊敬できるような人が好き。

人を認めることが、なかなか出来ないのが、あたしの欠点。
あたしには人より優れているものや自慢できる事はない。

だからこそ、人からたくさん吸収するべきなんだと思う。

でも、それってやっぱり一番近くにいる人が一番自分にとってプラスになる人であってほしいし、尊敬できるような人であってほしい。


あの日離してしまった。
それは、自分自身だよね。
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