放送が流れてどれくらい時間が経っただろう。
彼女は、動かずにただ黙々と読書をしているだけだった。
その姿に、僕は動けずに見入っていた。
彼女は何をしている人なんだろう。
どうしてこんな夜遅くに放送しているんだろう。
などと色々と考えているうちに、時間が刻々と過ぎていく。
よし、次こそは。。。後、1分後に・・・
などと何回も繰り返す。
皆にも、そういう経験があると思う。(勝手に決め付けているが・・・)
僕も流石に限界が来た。
ここは決心し、やっと言葉を書く事が出来た。
『こんばんわ(o^∇^o)』
僕には似合わない顔文字など入れてみた(笑)
彼女は、気が付いていないのか、設定されていたマイク機能で気が付いたようだ。
彼女は、読書を止めて、『こんばんわ』と笑顔で応答してくれた。
僕は、足が地に着いていない浮いた感じで、心臓がバクバク。
何だこの感じは?
封印されている感情が、久しぶりに出てきた。
でも、僕にだけど、他にも見ている人がいる。
こんな事で、有頂天になってもいけない。。。
その後は、彼女の話がゆっくりと始まった・・・・・・