先月の28日に東映の莫大な数の特撮作品で特撮パートの監督をやってた矢島信男さんがお亡くなりになったとか
自分が生まれて物心ついてから常にあった東映のスーパー戦隊シリーズとかメタルヒーローシリーズ、たまに新作が登場した仮面ライダーシリーズ等の90年代前半までの作品のEDに必ず″特撮監督 矢島信男″という名前が入ってたので、子供の時から字の形でこの名前に対する意識はあったね
まぁ自分が生まれる前の時代からあらゆる作品の特撮を手掛けてた人だし、東映以外にもピープロや円谷プロ作品等々にも参加してた大御所監督
東映の「ゴレンジャー」(1975年)で頻繁に使い回されてる数あるミニチュア特撮シーンがあるけど、その中には円谷プロの「ジャンボーグA」(1973年)とか「ウルトラマンレオ」(1974年)等と同じ特撮シーンかあったりするから、やはり東映と円谷プロの両方に大きな足跡を残してる矢島信男さんがいたからなのかな(例えば、ガスタンク地帯のようなところが地割れで左右に別れて、左側に見えるパイプから何かが噴き出しドッカーン!なシーン等々)
矢島信男さんのミニチュア特撮や地割れシーンも良いし、メタルヒーローシリーズの「宇宙刑事」等でよく見られた異空間等の合成シーンも独特で印象深いし、現在の戦隊シリーズでも生き残ってるスーツアクターの入った巨大ロボ戦なんかも東映=矢島信男、矢島信男=東映というイメージだな(個人的な感覚)  お亡くなりになられたのは残念!