またもや特に珍しくはないバンダイソフビ(笑)
これは2000年(平成12年)のゴジラ映画第24作「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」公開当時にバンダイからリリースされた東宝怪獣シリーズ SPECIAL ゴジラ×メガギラスセット
この「ゴジラ×メガギラス」の時は、タグ付きフックの単品での吊るし販売は無くセット売りにされた物のみだった  ミニソフビではなく以前の約17㎝サイズの定番バンダイソフビをセットしてるからデカいパック(笑)  当時はメガギラスが欲しければ、このセット買うしかなかった(劇場限定カラーのメガギラスは単品売りだった)  まぁこのセットにはゴジラとメガギラスの他に諸々も付属してたから良かった(笑) 
開封してもスライド式に元に戻せるタイプ  「ゴジラ×メガギラス」関連の本等を出さなくても、各キャラの写真がちゃんとあるね(笑)
1999年(平成11年)公開「ゴジラ2000 ミレニアム」から続いたゴジラミレニアムシリーズと総称される流れの第2弾であったゴジラ映画第24作、2000年(平成12年)公開「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の世界観は、それまでのゴジラ映画は全て無いことになってるけど、第1作「ゴジラ」が公開された1954年(昭和29年)に、度重なる核実験の影響で誕生してしまったゴジラが初めて日本に上陸したという設定だけは組み込まれてた  その時に東京は破壊し尽くされ、それから日本の首都は大阪に移ってしまってるという全くの架空な日本が舞台であった  1954年に出現したゴジラはオキシジェン・デストロイヤーで葬られたという結末は無いことになってて、同じ個体のゴジラが次に再び現れたのが1966年  その時には東海村の原子力発電所がゴジラに襲撃され、日本はゴジラの標的になる原子力の永久放棄を決定したというこれまた架空な日本の設定  日本は原子力に代わるプラズマエネルギーの研究・開発を進めるけど、これも狙われ1996年と「ゴジラ×メガギラス」の年代設定である2001年にゴジラが日本に上陸したということになってる  人類はマイクロプラズマを応用し人工的にブラックホールを作り出して、ゴジラを消滅させるためのディメンション・タイドを開発するけど、その実験の際に時空が歪み古代の巨大昆虫が現代に出現してしまう  それがゴジラの対戦怪獣となりメガギラスへと成長していく  でも「ゴジラ×メガギラス」の最大の見せ場は、やはりゴジラ×ディメンション・タイドだな(笑)
「ゴジラ×メガギラス」に登場したゴジラスーツは、ギラゴジと呼ばれる  ギラゴジは、前作となる「ゴジラ2000 ミレニアム」のミレゴジスーツを改造したのや、ミレゴジと同じ型から新調されたスーツがシーンによって使い分けられてる  このギラゴジのソフビは、前年のミレゴジのソフビと全く同じ造形のソフビ  ソフビの成形色を緑に変更して、背びれをクリヤーソフビにしただけ
ディメンション・タイド=ブラックホール砲の実験で時空が歪み、現代に出現してしまう古代の巨大昆虫の卵から登場するメガヌロン
このメガヌロンには元ネタがあり、1956年(昭和31年)公開「空の大怪獣ラドン」に登場したラドンの餌であったメガヌロンをリニューアルしたもの  メガヌロンは巨大トンボの幼虫という設定だったけど、「空の大怪獣ラドン」でのメガヌロンが成虫になることはなかった
しかし「ゴジラ×メガギラス」に登場したメガヌロンには、ちゃんと成虫となる巨大トンボの状態が作られた(笑)
この姿はメガニューラ  劇中では無数に登場してゴジラに群がる
ゴジラの体に群がりエネルギーを吸収したメガニューラたちが、一匹の巨大メガヌロンに群がりゴジラのエネルギーを与えたら、巨大なメガヌロンがこの戦闘形態へと成長
これがメガギラス  このソフビセットを買った最大の目的がこれだったからな(笑)  しかしゴジラの対戦怪獣としてはやや頼りないような  やはり「ゴジラ×メガギラス」の最大の見せ場は、ゴジラ×ディメンション・タイド
「ゴジラ×メガギラス」に登場した対ゴジラ戦闘部隊であるGグラスパーの戦闘機  グリフォン