これは2012.02.14にアップしてる内容にやや重複してしまうけど、この場(テーマ)に改めてアップ

1973年(昭和48年)作品「ジャンボークA」 第19話「危うし!死の水爆ミサイル」
「お前がPAT隊のチーフになったと書いてあったが、嬉しくてたまらないよ」「母ちゃん決めたよ  今夜、汽車で東京に行く」「上野の西郷さんの銅像の所で待っていてくれ」
一平はPAT隊のチーフに出世したという嘘の手紙を出してたばっかりに、田舎の母ちゃんが上京してくると言う  困り果てた一平を呆れて見かねたナオキは
PATの浜田隊長に1日だけ一平をチーフにしてやってほしいと頼むのであった  ナオキはPATには所属せずな民間人  右に見えるポッチャリがPATの本当のチーフである熊井  ナオキは一平に親孝行させてやりたいんだと
その頃、航空防衛隊の輸送機がマッドゴーネに捕獲される  輸送機には1発で東京を全滅させる威力の水爆が2発積んであったのだ
西郷の銅像の所には、上京した一平の母ちゃんが到着
一平はPATの仲間たちに上京してきた母ちゃんを紹介するのであった
母ちゃん「あのぉ、隊長さん」
「一平はチーフとやらの仕事を立派に勤めてるんでごさいましょうか?」
浜田隊長「ええ、もちろんです!」
「一平君は、我がPATのチーフに相応しい立派な男ですよ!」
母ちゃん「左様でございますか」
「亡くなった主人が聞いたら」
と嬉し泣きで崩れる母ちゃん
一平「隊長?」
浜田隊長「礼を言うなら、ナオキ君に言うんだな」
自分も祖父の死際に嘘をついた  東京でゴジラ作ってると  実際は、全く興味無い一般企業を生活の収入のためのやむを得ない手段として転々する人生送ってるのに(涙)  祖父は俺の嘘を信じて旅立った と言うのも完全な嘘だけど(笑)
ナオキのお陰で一平は1日だけチーフになったのだけど、ここで調子乗りまくリングな一平
 一平「熊井君!何をもたもたしてるんだね!」「早くコーヒーを運びたまえ!」
本当のチーフである熊井「はいーっ!」「チーフ閣下!」
一平「みんな気が利かなくて困るんだよ」
するとここで水爆を2つ積んだ輸送機が行方不明だと一報が入る  PATは直ちに出動
一平の母ちゃんは、ナオキが勤務する大利根航空(廃バス)に  ここでの社長の一言で一平の嘘はバレてしまう
社長「しかし、お母さん」「一平君も1日も早く一人前の隊員になってほしいですな」
ナオキはジャンセスナに乗って飛び立つ  社長は自分の会社のセスナ機にジャンボーグAが宿ってること知らず   いつも無断でセスナ機を飛ばすナオキに困り果ててる社長
もちろんマッドゴーネは、水爆を東京へ落とすつもり
輸送機の乗組員は、既にマッドゴーネに消されており、PATはファイティングスターとジェットコンドルで輸送機を捕獲し安全な所へ誘導し水爆を処理しようとするが
マッドゴーネは、怪獣 バレンタインを送り出す  ファイティングスターに乗ってる浜田隊長たちは、輸送機をジェットコンドルに乗った熊井チーフ&一平にまかせる  そしてバレンタインに攻撃をしかけるが、まんまと囚わる
ジェットコンドルは浜田隊長たちが乗ったファイティングスターには構わずに、水爆を積んだ輸送機を誘導しなければならないのに、一平は水爆の危険を顧みずに怪獣を倒して手柄をたてようとバレンタインの攻撃に入る  水爆を積んだ無人の輸送機は空中に放置  むちゃくちゃな一平
一平たちが乗ったジェットコンドルの攻撃で、バレンタインから浜田隊長たちが乗ったファイティングスターを助けることはできたけど、放置された輸送機からは水爆が投下されてしまう
そこへ駆けつけたナオキはジャンセスナをジャンボーグAに変化させ
間一髪、水爆を受け止める
一平は謹慎処分に  PAT基地出禁  隊長たちを助けるためだったとは言え、ジャンボーグAがいなかったら東京は全滅していただろう
一平の母ちゃんが握ったおむすびを食べるナオキ  ナオキは小さい時に母を亡くしてるのである
一平の母ちゃんは言う
「お母さんが生きていらっしゃったら、同じ事を考えていらっしゃるでしょうね」「私、一平にはこれっぽっちも出世してもらおうなんて思ってないんですよ」「ただ、一生懸命 地球のために働いてくれれば、それで十分なんです」「母親の幸せなんて、そんなもんですよ」
自分も出世して母親を喜ばせたら、それに越したことはないだろうけど、一般の企業とかで出世だとかは全く興味無く想定したことない  お金だけは欲しいけど(笑)  自分の好きなジャンルを職業にして出世できたら最高だけど、まず無理だな  特撮作品を製作する人にはステータス感じて憧れるけど、それ以外の職業とかにはステータスとかピンと来ないんだよな  おっと!また話が脱線(笑)
そんな母の会話を聞いていた一平
「母ちゃん」「俺が間違ってたよ」「母ちゃんのためにもきっと立派な隊員になって見せるからね!」と泣きながら走り去る
再びマッドゴーネは、残りの水爆1つを積んだ輸送機と怪獣 バレンタインを差し向けてくる
PATは出動するが、またバレンタインに囚わる
そこへ、謹慎処分の身でありながら勝手にジェットコンドルでやってくる一平
しかし、直ぐにバレンタインに撃墜され一平は炎に包まれる  一平は死ぬつもりでバレンタインに体当りを
「隊長!チーフ!おふくろのこと、よろしくお願いします!」
そこへナオキが操るジャンボーグAが駆けつけ、一平が乗るジェットコンドルを受け止める
一平「ジャンボーグA!俺にやらせてくれ!」「俺は死んだって良いんだよ!」「ジャンボーグA!頼むよ!頼むよぉーっ!」
一平は、ジャンボーグAの目の奥にナオキがいること知らず
ジャンボーグAは、バレンタインに捉えられたPATのファイティングスターとジェットコンドルを助け出し、PATは輸送機の水爆の処理に
そしてバレンタインはジャンボーグAに倒される
謹慎処分中に勝手に戦った一平  本来ならクビだけど、一平の勇気と情熱に免じて特別に許されるとか  でもしばらくは、実家のある北海道のレーダー基地へ転属  個人的にはPATに地球は任せたくないな(笑)
ナオキ「いっぺぇーっ!お母さんを大事にしてあげてくれよぉーっ!俺の分までなぁーっ!」
一平「なおきぃーっ!分かったぁーっ!約束するぜぇーっ!」