君が手紙、メールで

時々使う言葉

君は大切な宝物

胸がつまって

涙が流れた

何年経ったかしら

手を繋いだり

腕を組んだりしない

でも、足を痛めた君

倒れた君

支えてあげたくて

人がいない所では

腕を組んで寄り添う

一度、人混みで腕を組むと

とても恥ずかしそうにして

これは拷問だな.....と反省

そんな君が

つぶやく

君は宝物

ようやくわかったの

これは、

君を愛しているよ....なのね?

愛とか、恋とか

口にしない君


山陰を旅して

車窓から海を眺める君に寄り添った

鈍行列車の車内は閑散としていたけれど

いけない...と気づき......


離した身体

君の腕が引き寄せてくれた