おはようございます。
これまで同行援護サービスの時間が増えない事ばかり書いていましたが
ガイドヘルパーさんって目的地まで手引きをしてくれて連れて行ってくれるだけの人じゃないんですよね。
もちろん移動の道中は手引きをしてもらいながら歩くのですが
その最中も周りの景色やお店屋さんで売っているものを説明してくれたり
電車の中では席が空いていたらそこまで連れて行ってもらったり
新幹線などで遠出をした時には電車内でもトイレに連れて行ってくれたりお弁当などの袋を開けてくれたりゴミをまとめてくれたりと
手引きだけではないんです。
また、私は言葉が不自由なので、レストランやコンビニなど対面で注文する時などは代わりに注文をしてくれたり
また、これはつい先日もあった事なのですが
移動中に私が低血糖になってしまい、具合が悪くなってしまった時もガイドヘルパーさんが急いで売店を探してくれて甘い飲み物を買って来てくれた事がありました。
福祉課の方や相談支援員さんが思っているようなガイドヘルパーさんではなく
家から目的地まで全てにガイドヘルパーさんは必要な訳で
単に家から目的地まで移動する為に誰かいればいい訳ではないんです。
なのでいつも福祉関係の方と話をしていると、ガイドヘルパーさんって単に手引きをして連れて行く人だと思われているようで
利用者がガイドヘルパーさんが必要だと言うととても軽々しく扱われているように感じる時があるんですよね。
そりゃ単独で歩いている時などは周りの方やお店の方にお世話になっていますが
やはりガイドヘルパーさんの代わりになる人はいないんです。
視覚障害者にとってガイドヘルパーさんがどれほど大切な人なのか、ほんとに分かっているのですかね。
いつも家族や恋人などがいる方には中々理解してもらえないとは思うのですが
私にはそう言う方はいないし常に決まった時間でしか行動ができないストレス
朝起きて天気がいいから今日はちょっと梅田にでも行ってブラブラしたいなぁ、と思っても
ガイドヘルパーさんの予約が入っていなければそれも叶わないんです。
でも、視覚障害者みんながもっと自由にヘルパーさんを利用して色んなところへいければと私は願うんです。
福祉の方を中心に相談支援員さんと利用者そしてガイドヘルパーの全員が一体になって
どうすれば使いたいタイミングで使いたいだけ同行援護サービスを利用できるのかの話し合いをもっとするべきだと私は思うんですよね。
何度も言いますが
今回の話は、私だけが同行援護サービスの時間を増やして貰えて実家の両親に会えたらいいと言う話ではないんです。
常に家族の人や旦那さんや奥さん、彼女や彼氏さんが側にいる人は想像もできないかも知れませんが
私にはそんな関係性の方はいないし、むしろそう言う人の方が多いと思うんです。
だからこそマッチングアプリみたいな感覚で利用者が必要な時に近くにいるガイドヘルパーさんが同行してくれるような事ができればなぁと思っていて
実際それは関東方面では現実にあるようなのですが、関西ではまだないみたいですね。
でもその為には福祉課の方と相談支援員さんの理解と協力がなければ
いざ利用者がそう言ったサービスを利用したくても同行援護の時間数が今のままでは意味がないですからね。
もっと利用者に寄り添った福祉制度になるようにと願うと共に
私にもなにか変わるきっかけが作れればと思っています。