熱中症の予防には | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

就寝時には冷房をきかせましょう。今はどこでも言われる話しだ。特に高齢者は冷房を嫌いな人が多い。このため、夜に寝ている間に熱中症になる。朝起きると具合が悪くなり、救急搬送される。

 

かなり前から自分が実践しているのは、枕元に飲み物を備えておくことである。水あるいはお茶だろう。

 

自分が子どもの頃、祖母が寝るときには常に枕元に、水差しとコップがあった。夜目をさますと、この水を飲むのだ。

 

今ならペットボトルの水でいいとは思う。夜中の水の補給は脱水症予防になる。暑くて汗をかくと、体の水分がすくなくなる。これにより血液が濃縮される。体をめぐる血液量が少なくなることにより、熱中症を引き起こしやすくなる。こまめに水分補給をすることで、脱水を防げるのだ。

 

脱水とともにもう一つ重要なのは、脳梗塞予防。これも血液が濃縮すると血管がつまりやすくなり、脳梗塞を起こしやすい。この防御のために水分補給は必要なのだ。

 

夜中に目がさめると、口の中が乾いている。こんなときに、一口のんで口の乾きを解消する。脱水がどれぐらい解決するかはしらないが、何もしないよりはいい。

 

夜寝ているときに、脳梗塞や熱中症を起こしやすい。年をとった人はその予防措置を考えて行動したほうがいい。