大阪火災の原因はタバコのポイ捨て | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

消防隊員が二人亡くなったんだ。タバコのポイ捨てした人も罪にとわれたが、誰がやったかが判明することがまれであろう。タバコのポイ捨てはほとんどなくならない。タバコを吸っている人を注意しても、「おれのポイ捨てで火事は起こったことがない」と自分を正当化するに違いない。いつも酔っ払い運転をしている人が、「俺は酔っ払って事故を起こしたことがないので、運転してもいい。」と言っているようなものだろう。

 

足立区では歩行喫煙が禁止である。歩行喫煙者は、タバコをあちこちにポイ捨てするからだ。ポイ捨て禁止と言っても、見ていないところで捨てる。全部禁止するには、歩行喫煙を禁止するという条例にせざるをえない。

 

タバコのポイ捨てはこのような重大な火事につながったとすると、全面的にタバコ禁止とせざるを得なくなる。もちろん、きちっとタバコの処理をする人もいるが、そうでない人のほうが圧倒的に多い。すべてのタバコを禁じる措置にせざるをえなくなるだろう。

 

この事件をきっかけに、タバコ全面禁止の法律ができるのではないか。亡くなった消防隊員の家族は、みんなそれを望んでいるはずだ。