検討したけど、変えません | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

非常にわかりづらい意見ですね。

検討するということは、変更するということではないのです。

検討した結果、何も変わらないということです。

あいまいな言い方にしているのは、選挙対策だと思いますよ。選挙が終わったら、「検討したけど変更なし」という結論は目に見えています。

 

昔から言われています。

官僚いいまわしで、「善処します」「前向きに検討します」の本意は、何も変えませんです。

 

従来の保険証廃止は、すでに法律で決めてありますから、これをくつがえすには、再度法律改正しかありません。自民党が政権与党である限りは、絶対に変えないと思います。

 

国民の人気のある人を総裁にして、総裁のボロがでないうちに、一気に選挙にもちこむ。そのあと、いくらたたかれても、当面選挙はないし。これを狙っているのはわかりやすいです。もちろん、選挙で大敗しなければ、民意は得たので、保険証廃止のままだと言うことでしょう。