足立区の医学部含む奨学金制度 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

少し前にニュースになった。

 

 

当院のある足立区は、東京でも貧困層が多く住むところである。このため、足立区が塾をはじめたり、お金がなくても優秀な人を育てるためのに、けっこうな投資をしている。

 

私立医学部の学生の教育資金を区がだす。しかも、返還必要なし。

 

私立の医学部に入学した学生に、地元の自治体が奨学金をだす制度はけっこうある。その場合には、医師になったあとに、地元で働くことが条件につけられてはいるが。

 

防衛医大、自治医大、産業医大などは私立の医学部ではあるが、授業料無償である。個々も卒業後の労働が義務付けられている。

 

タダで医学部に行ける。行きたい人は多いだろうから。その資格をえるには、かなりの優秀さが求められる。

 

このような制度は有名だから、けっこう知られている。その分、合格率が高くなるのだ。