コロナの半分は診察室に入ってきたとたんに診断している | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

診察室に患者が入ってきます。入ってくると同時に、コロナの検査をしましょうと言い始めていることも多いです。この段階で、多分コロナだろうと思っているからです。

 

診察室に入ってくる前に、新患の人はがっちり問診票を記載してもらっています。再来の人は主な症状を受付で聞いてもらい、そのメモをまわしてきます。これらの症状から、これはコロナだろうと判断しているわけです。

 

もちろん、症状だけでコロナだとわかるわけではありません。わからない場合もあります。だから、検査を行って確認しています。

 

検査をしましょうという判断するまで、数秒ぐらいです。あとは結果待ちです。この段階で8割ぐらいはコロナかなと疑っていますが、違っている場合もあるのです。結果次第で説明は変わってきます。

 

判断も早く、結果をだすのも早い。コロナの検査も10分以内ではでてきますので、10分も待てば診断がでます。

 

診察などがすごく早いので待ち時間が短いのです。