Bスポット治療の実技講習会 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

今年、Bスポット治療(EAT)の講習会を、東京保険医協会で開こうと話し合っています。夏前頃になると思います。

 

実は5年ぐらい前に、Bスポット治療の実技講習会を開催しました。僕自身、その運営側の立場だったのですが、自分ではBスポット治療をやったことがなかったのです。まさしく、この講習会に参加して、やり方を教わってから始めたのです。

 

それから5年ぐらいになるかな。今では毎日30~40人ぐらいはコンスタントにBスポット治療患者が受診してきます。数だけで言うならば、東京での件数はトップレベルだと思います。実際にやりながら、いろいろと自分が学んできました。臨床医というのは、結局やりながら覚えて、技術をあげていくのです。最初からうまい人もいないと思いますから。

 

Bスポット治療を行う耳鼻科医は、コロナ後遺症のからみもあり、けっこう増えてきました。しかし、どうやって覚えたのかというと、本を読んでとか、Youtubeで見てというような人が多いように思います。開業医がやっていることが多いので、勤務医のようにきちんと習う機会があまりにも少ないのです。

 

そんな実情があり、今年、Bスポット治療の実技講習会を行おうという話が煮詰まってきました。僕も講師として何か話をすることになるとは思います。経験を話すのは簡単なんですけど、治療成績などのデータをだすのが大変なのです。それをだそうとすると、調べる時間がかなり必要になるので。