強くなるには厳しくないとだめだと思う | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

厳しい練習を強制する。野球部が強くなるには、必要なことだと思う。ただ、厳しいのは嫌だ、時代遅れだと言う声もわかる。

 

この記事で、自主性にまかせて伸びるのは、自分を律することができる頭のいい高校生だけだと、慶応高校を論じている。僕もそれが正論だと思う。自主性ではほとんどの高校生はうまくならない。

 

ただ、そこまで厳しくやらなくてもいい、野球部が強くならなくてもいい、甲子園に行かなくてもいいと思うのであれば、厳しい練習はいらないと思う。

 

僕自身、そんな厳しい環境は嫌だから、そんなところには入らない。自分で考え、自分の好きなように生きる。

 

しかし、厳しい環境だから伸びる生徒も多いはずだ。ゆるゆるなら、練習などしない。ドラッグに手を出し、いつも遊んでいるような生徒になることだろう。そのほうがいいというのならば、それも正しい。甲子園に行くことなどあきらめればいいだけだ。

 

高校時代自分もある運動部に属していたが、まあ弱かった。練習も適当である。でも、楽しいところもいっぱいあった。それでいいのだと思うから、別に厳しい練習は望んでいない。勉強が本分であるのならば、厳しい練習など論外である。強くなることなど真剣に望んではいない。