自分が中学生の時だったと思います。女子生徒だけ、体育館に集められて不穏が動きがありました。1977年に女子中学生に定期接種をはじめたと資料にあるので、僕が14歳の時です。おそらくこのワクチンだったのでしょう。
妊娠中に風疹にかかると、奇形の子供が生まれる確率が非常に高く、これを防ぐために、風疹ワクチンの定期接種がはじまったのです。女性から。男性は妊娠しませんから。
その後、女性への接種に問題がないとわかると、男児も風しんワクチン接種がはじまりました。現在は男性、女性関係なくうっています。
最初から男性にうたなかったのは、様子見だと思います。女性にうつということには賛同が得られやすいのですが、男性にもうつと言うことになれば、費用もかかりますし。まず女性から、うまくいったら男性も。そう考えてきたのでしょう。
HPVワクチンも同様に考えていたのだと思います。まず、女性。次に男性。ただ、女性にワクチンうっている間に副反応だと、マスコミが大騒ぎし、接種が中断してしまった。利益の大きい女性ですら、このような状態であれば、利益の少ない男性にうつのはもっと大変です。マスコミの大騒ぎにより、男性へのワクチン接種は任意ということになったのでしょう。仮に無料接種できるようになっても、コロナのワクチンのように反対運動が起こって大騒ぎになることでしょう。だったら、女性だけうったほうがいいやということになりますね。それが他の国との根本的違いです。
僕自身は、風疹ワクチン未接種でした。そのせいで、若い時に、風疹にかかってしまい、仕事を1週間休むことになりました。