僕自身、咳にホクナリンテープはめったにださない。大人にだすのはまず意味がないと思っている。
小児科の専門医であれば、ホクナリンテープがなくても、内服の気管支拡張剤に変更するに違いない。
しかし、内科の医者が小児を診ているような場合には、このホクナリンテープが役に立つ。咳がすると、ホクナリンテープ。そのような処方をする医師が多いので、ホクナリンテープが単なる咳止めの薬と思われている。そのような処方が多いので、風邪がふえればホクナリン処方が増える。風が吹けば桶屋が儲かるばりの売り上げ増である。
ちなみに、自分はめったにホクナリンテープをださないけど、それでも月に1~2人ぐらいは処方するかな。大人には絶対に使わないけど。
