コロナになると、上咽頭炎が起こり、それが多くの場合、後遺症の原因になっています。このため、上咽頭炎をBスポット治療で治してあげると、後遺症の症状はかなりよくなります。
多くのコロナ後遺症患者にBスポット治療をしていて気づくことがありました。コロナウイルスが上咽頭炎を引き起こすと思っていたのですが、患者さんの話を聞いてみると、コロナ前から上咽頭炎の症状があるような人が多いのです。
このため、次のような仮説を思いつきました。
もともと上咽頭があれていた人（慢性上咽頭炎）がコロナにかかって、上咽頭の炎症が悪化するのではないか。つまり、コロナの後遺症が残る人は、もともと上咽頭炎があった人ではないのか。
もちろん、全員がそうだとは思いませんが、そもそもの慢性上咽頭炎が、コロナ感染により、より重篤化、顕在化してくるのではないかという仮説を考えています。