優生手術を受けた人への一時金給付の案内が厚労省から来ました | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

「障害者が子供をもつのはけしからん。」このような理由により、障害者が本人の承諾なしに不妊手術をうけさせられました。これが優生手術と言うものです。優生保護法という法律があったので、この手術は正当だと言われていました。

 

不妊手術をだまって受けさせられたために、子供をもてなかった障害者も多いのです。この手術を受けさせられたことを不満として、国に損害賠償を求める裁判が行われ、国の責任が認められました。これを受けての一時金支給です。

 

詳細は下記文章を読んでください。

 

 

自分の知り合いの聾者でも、不妊手術を受けたために、子供ができずに悩んでいた人がいました。本人はまったく知らされてはいないわけです。高齢の聾者との話の中で、この手術を受けた経験を語る人はけっこういます。「虫垂炎の手術」と言われて、不妊手術を受けているのです。