入院していないのに、入院給付金がでるのがおかしいと思う | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

コロナ保険。コロナ感染者は全員入院と、感染症法では位置づけられている。ただ、入院キャパシティがないため、自宅療養させられているのだ。このような自宅療養は、入院したのと同じだと、入院給付金が保険から支払われている。9割が「みなし入院」だとか。つまり、コロナで入院していなくても、入院給付金がほとんどに支払われているということである。

 

入院するぐらいに重症化した人に払うのはいいと思うが、入院していない人にも入院の給付金を払うのはおかしな話である。

 

保険契約の際の契約書がそうなっているのだろうけど。

 

他の病気であっても、入院しないとでないものもある。それは症状が重いから入院するのであり、入院するから入院給付金が払われるのだ。

 

保険の条文に不備があるのだろうけど、この部分はきっちり整理してもらいたい。