近藤誠医師亡くなる | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

 

記事書く前に間違えて投稿してしまった。

 

近藤医師は元慶応大学放射線科医師。

 

近藤医師は、医学的見解からとことん正論をはいていた。僕の目からみると、近藤医師の評価は決して低くはない。

 

ただ、バンバンと一般書をだしてしまったが故に、近藤医師の発言は、一般人にかなり曲解されて伝わってしまった。後半になると、わかりやすいほうが受けるからなのか(本を売りたい出版社の思惑なのかもしれないが)、複雑なことを極論で話すことが多くなったような気がする。

 

突然死に近いような感じ。心筋梗塞あたりであろうか。事前に見つけていれば対処方法もあったのかもしれない。しかし、医療検診をあれだけ批判してしまえば、自分だけ受けるというわけにもいかないことだろう。

 

本人は、これが寿命。医療にかかわらないで最期をとげられて本望と思っているのかもしれない。医者としては、医療の力に頼らないのは残念なことであると思ってしまうが。