熱中症患者の受診 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

耳鼻咽喉科というのは熱中症患者はあまり受診しません。いや、受診してきているかもしれませんが、単に見逃しているだけかも。

 

以前に救急病院に勤めていたときの話です。熱中症の疑いの患者が受診してきました。5時以降は当直医が対応することになっていたので、当直医の自分が対応しました。

 

夏の炎天下で長時間にわたって作業をしていたら具合が悪くなったと受診してきたのです。そのエピソードから、誰もが熱中症を考えるでしょう。その患者は中年ぐらいの作業員でした。けいれんを主訴での受診です。

 

そのとき、どう対応したのかあまり詳しく覚えてはいないのですが、すぐに点滴して、落ち着いたから帰したのだと思います。受診してきたことまではよく覚えているのですけどね。その後を覚えていないので、何事もなく帰せたのでしょう。