医療者の給料が安すぎると、部外者ながらに怒ってもらい、ありがとうございます。ただ、看護師と言っても、基本的には年功序列なもので、一年目の看護師と、30年目の看護師では給料がまったく違います。
プロレスラーの世界では新人も、ベテランも同じ給料なのでしょうか。
プロレスの世界はよく知らないもので、ネットでしらべさせてもらいました。
デビューして5年目ぐらいまでは、年収100~200万円という記事をみて、びっくりしてしまいました。プロのレスリングでプロレス。プロなのに、これしかもらえないのですか。デビューをさせた以上は、プロと認めているのですよね。
プロレスラーは、命をはった仕事だと思います。脊椎損傷で引退、脳挫傷で亡くなる。そんなことが常に起こりえる危険な仕事だと思われます。リングにあげてそのような危険をさらして、まともに生活できるような給料もだせないのでしょうか。一部のスター選手がお客さんを集めているのは事実だとしても、その人たちの給料をおさえて、若手に生活できるぐらいの給料はあげてもらいたいと思います。
看護師でさえ手取り15万円の給料はもらっています。年収にすれば200万円はゆうに超えると思いますよ。
業種によりもうかるもうからないはあると思います。病院ももうかっているところ、もうかっていないところがあります。どんなにもうかっていない業種だからと言っても、労働の最低賃金というものはあります。年収100万円では、どうみても最低賃金を払っているとは思えません。最低賃金とは、労働時間への対価によるものです。試合にでるたびに、ファイトマネーを追加するというのは、基本の賃金を払ったうえでの話です。
看護師さんのことを心配するのはいいのですが、まずは身近な自分のまわりの待遇を改善してあげてください。プロレスに入ったら、若くしても生活できるようになってもらいたいですね。それがプロレス界のすそ野を広げると思います。
部外者が看護師さんの給料をあげることはできませんが、自分のところのプロレスラーの給料を上げることはすぐにでもできます。お互いが自分のところで働いている人の給料を上げれば、世の中はよくなっていくことでしょう。まずは自分の足元から見ていきましょう。
