診療報酬改定の詳細が発表された | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

本日、診療報酬改定の詳細が発表された。耳鼻科がらみのところだけ、ピックアップしてみる。オンライン初診については、すでに書いたので省きます。

 

■アレルギー性鼻炎免疫療法治療管理料

 イ 1月目 280点/ ロ 2月目以降 25点

 

舌下免疫療法の加算である。この話は今まで聞いていなかったので、少し驚き。

 

■耳鼻咽喉科乳幼児処置加算 60 点

 耳鼻咽喉科小児抗菌薬適正使用支援加算 80 点

 

小児科だけにあった、風邪に抗生剤を出さないと加算とういのが、ようやく耳鼻咽喉科でも認められた(下)。上記は耳鼻科の処置を評価してくれたものだろう。当院では小児科まるめをとっているので、処置加算はまったく意味がなし。おそらく丸めの対象の、6歳未満が上記加算の対象になることだろう。

 

■電子的保健医療情報活用加算

 初診の場合 7点/再診の場合 4点

 

オンラインで保険証の資格確認をするとつけると噂されていた加算。当院も機械は送られてきているが、設定の段階で業者がとまってしまっていて、先にすすまない。やらないわけではないのだが、その点はなんとかしてほしい。マイナンバーをからめてくるのは見えている。

 

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