コロナの感染者を責めるべきではない | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

学校などで、コロナ感染児童がでると、その児童や親を非難する人がいる。これは絶対にしてはならない。その児童を責めるような世の中が、この日本を住みづらいものにしてしまう。

 

いつ、だれが、どこでうつるかわからない状況になってしまっている。感染した人は、たんに運が悪かっただけである。まだ感染者が少ない時には、そこそこに意味がある行動だったのかもしれないが、今の蔓延期に文句を言ってもしかたない。

 

「あなた方の中で罪のない人が、彼女に対して最初に石を投げなさい」

by イエス

 

自分は絶対にうつらない。自分の家族はぜったいにうつらない。

そう断言できる人がどれだけいるだろうか。