しばらく前から東京の感染者は増え続けている。これもオリンピック開催をめざして、一気に緩んでしまったからだ。こうなることは、想定内。どんなに感染者がでても、それでもオリンピックは行われる。
もはや我慢してもらいたい。専門の医者たちはみんな警告ばかりしていたはずだ。その警告を聞きながらも、それでもオリンピックは開催するというのが、国の、東京都の方針だからだ。
オリンピック前には1000人は超すのではないだろうか。ただ、1月のときと違うのはワクチンの接種が進んでいる点だ。ワクチンの効果で重症者が激減するかもしれない。そうなれば、医療崩壊は免れる。それを期待したい。
今後オリンピックがどんどん近づくにつれて、さらに感染者は増えてくるだろう。その中でオリンピックを行い、さらに陽気になり、感染者はオリンピック後に最大になる。これにより、オリンピック景気は一気に下火になる。でも、重症者が増えないのであれば、そんなに問題はないのかな。経済を立て直すほうが優先されるべきかもしれない。
自分の仕事は医師であり、感染者対応や、ワクチン対応を、粛々とおこなっていくことしかできないが。