喘息によるのどのつかえ感 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

自分は喘息もちである。昨晩、のどのつかえ感がでてきた。これはやばい。喘息の症状だ。このため、夜寝る前に喘息の吸入薬を使った。

 

咳がひどくなるときもあるが、ごく初期にはのどがつまる感じになることもある。この症状をなかなか説明はしづらい。自分ではなんとなく見極めがつく。

 

翌朝、何も症状はなくなり、何事もなかったかのような一日だった。

 

少し吸入が遅くなると、今度は咳がでてくる。そのまま放っておくと、どんどんと悪化し、なかなか治らなくなる。自分の場合は、やばいと思ったときに吸入の薬を使ってしまう。すると、1~2回の吸入ですっかりおさまってしまうのだ。

 

この感覚が理解できると、容易に抑えることができる。しかし、多くの人の場合には、咳をずっとほおっておき、悪化してから受診する。こうなってからでは、治るのにどうしても時間がかかってしまう。