行けたら行く | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

「行けたら行く」というのは、ほとんど行かないととられている人が多いとテレビでやっていた。ただ、いろいろとアンケートをとると、みんなが行かないというわけでもないらしい。20%は行く、80%は行かないという意味で使うらしい。

 

僕もよく「行けたら行く」を使うが、その場合は基本的に行く。気持ちとしては9割行くけど、1割ぐらいは行けないかもという感じである。「絶対に行く」と言い切れないから、「行けたら行く」と表現する。

 

言葉をどのように使うのか。これも人によりまちまちだ。こちらが発した言葉が、相手には逆につたわってしまうことすらある。言葉の意味をとらえるだけでは不十分であり、どのようなニュアンスで使うかまで理解していないと、まずい。

 

日本人はきわめてあいまいな言葉を使う。はっきり言い切ることを嫌う。ここらへんが日本人の特性なのかもしれないが、なぜか自分の思考回路は西欧よりである。西欧が好きではなく、日本にずっと住んでいたいと思うのにもかかわらず、思考回路は日本人とはずれているところがある。

 

不思議なものだ。