レセプト業務 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

月初めになるとレセプト業務があります。診療報酬をまとめて請求する事務業務です。病院の場合は事務員がやるのが普通なのでしょう。僕自身、勤務医のころには関わったことがありません。開業医になっても、事務員がほとんどやっているところが多いように思います。僕自身は開業以来、月初めのレセプト請求に関してはすべて一人でやってきました。

 

昔、紙にレセプトを印刷してだしていたときはすごく大変でした。印刷だけでも数時間かかり、それを一枚一枚目でチェックするのですから。とはいっても、半日ぐらいで終えてしまうので、そんなに大変ではありませんが。

 

今は、すべて電子データで送信します。レセプトチェックから送信までひとりでやってしまいます。お金がからむ非常に大切なところなので、他の人にはまかせられないと一人でやるのです。今日、診療が終わってからその業務を一人でやっていますが、30分もあれば終えてしまいます。パソコンも早くなり、どんどんラクになってきています。このような業務を自分でやることで、レセプトに精通し、間違いがなくなります。事務員に任せてしまうと、医師自身がその間違いに気づかないので、何度でも同じ過ちを繰り返すのです。

 

普段の診療でも、締めの会計は自分でやります。朝早くきて、一番遅く帰る。これが責任者の仕事だと思っています。朝に関しては僕より早い事務員がいますけどね。社長が一番早く帰る会社とか、一番仕事をしない会社なんて信じられません。どんなときも、一番働く医師であり、一番働く院長であるべきだと思っています。