私は自分の中のトラウマや感情には
ずっと真剣に向き合ってきたけど
自分が本当に1番やりたいことからは
逃げるクセがついていました。
私にとって歌うことは
魂が震えるくらい喜びを感じることだけど
世界で1番怖いことでもあります。
私が感じている本当の私の腹での感覚は
大勢の人に歌を聴いてもらいたい。
だけど今の私は
人に歌を聴いてもらうことが
怖くて仕方ない。
今日和紀と10月10日のイベントの候補地に下見に行きました。
出町柳駅のすぐ近くの鴨川デルタという
高野川と賀茂川の合流地点である三角州。
自然が大好きな私にとっては本当に魅力的で理想的な場所。
こんな素敵なところで誕生日にイベントができるなんて
本当にワクワクした。
でもまだ腹が決まりきってない自分が
実際に場所が決まってしまって
少しソワソワしていた。
2人で川縁に寝っころがってのんびりしてる時に
和紀が「今ここで歌ってよ」と言ってきた。
私は絶対無理!と思った。
いきなり歌い始めてみんなに何て思われるだろう、
下手って思われたらどうしよう、
人からの否定的な想いを感じるのが怖い、
とにかく怖くて仕方なくて
体が強ばって震えた。
今は無理、と伝えたら
今歌えなくて10月10日100人の前で歌えるの?
世界中の自然で歌うときも
今みたいに無理って言うの?
そんな人とは俺は一緒にできない。と言われた。
その後に少し歌ったけど
周りの人に聴こえないように
小さく閉じた歌しか歌えなかった。
そんな歌だったら
来てくれた人に申し訳ないし
俺は応援する気になれない。
歌わない方がいいと思う、と言われた。
本当にその通りだと思った。
私は真剣じゃなかった。
私はみんなに歌を聴いてもらいたいのに
怖くて仕方ないという矛盾を抱えていたんだ。
私はずっと1番やりたいことから逃げてきた。
私はあーすじぷしーが東京や関東でイベントをする時に
いつもスタッフをやらせてもらっていて
去年の10月に渋谷でトークライブのスタッフをした時に
まほさんとなほさんが
えまちゃん歌って!!と言ってくれたのに
私はどうしても怖くて歌えなかった。
イベントが終わった後も
歌ってほしかったって言ってくれて
本当に嬉しかったし
歌えない自分が悔しくてしょうがなかった。
今またその時のパターンが廻ってきている。
そう思った。
和紀に「イベントも世界一週ももう歌無しでいいんじゃない?」
と言われた時に
どうしても歌いたいと思った。
もうやめてしまいたいくらい怖いけど
それでもどうしても歌いたい。
歌無しだったら夢は叶わないし
諦めたことになってしまう。
そんな想いが沸き上がってきて
歌に毎日真剣に向き合いたい。
本気でそう思った。
自分の好きなことで生きていくって
1番怖いことだし
強い強い覚悟がいる。
本当に真剣になることだ。
でも自分にとっての最高の喜びはそこにしかない。
私はやっぱりどんなに怖くても
最高の喜びで生きていきたい。
そうしてやっと腹が決まった。
和紀は本来の私の姿が見えていて
私が腹では歌いたいと思ってるのに
怖がって歌えないことを知っていた。
だから真剣に想いをぶつけてくれた。
私よりも私のことを信じてくれていた。
私の本当の歌を和紀に聴いてほしいと思った。
和紀は仕事だったから
急いで1人でカラオケに行って
全力で練習した。
自分の全てが開くように
できる限りのことを全力でやった。
2時間くらいしてやっと
最高に気持ちいい状態で歌えるようになってきた頃に
和紀が聴きにきてくれた。
最高の歌が歌えたと思った。
Superflyの「輝く月のように」という曲を歌った時
いつかこの歌のように想える相手に出逢いたい、
この歌を腹の底から実感して歌いたい、
そう願いながら毎日この曲を歌ってたことを思い出した。
和紀は一言一句違わず正にその通りの人だった。
歌いながら気づいて感動して
自然と想いが沸き上がってきて
泣きそうになりながら歌った。
その歌を聴いて和紀が泣いてくれた。
私もやっと出逢えたんだって実感して
2人で泣きながら抱きしめ合った。
久しぶりに歌うことで魂が震えるくらい感動した。
私はやっと腹の底から
本当の自分の歌を歌えるようになった。
努力や練習は本当の自分に戻るためにあるんだと思った。
これから10月10日まで、
そして世界一周まで
毎日真剣に歌に向き合っていきます!!
そうして私はもっともっと
本来の自分に還っていきたい。
自分の人生を真剣に最高に楽しんで
腹決めて覚悟を決めて生きていきたいと思います(((o(*゚▽゚*)o)))
Superfly
輝く月のように
どれくらい感謝したって足りないから
あなたを全心で見つめ返す
太陽の光を浴びて輝く
夜空の月がそうしてるみたいに
雲の空隠れるように彷徨う私に
光をぶつけてくれたね
ひとりきり閉ざした心こじ開け
私のすべてを受け止めてくれたんだ
誰かを頼る心、強く信じる心
きっと、あなたに出逢ったから
素直になれたんだ
愛を知って輝きだすんだ
人もみんな世界を照らしてく
夜空の月のように
こんなにも輝いてるよ 見えるかな
逃げないで強くなってく
あなたに笑って欲しいから
こんなにね 見て、光るよ
不思議だね、
笑顔の奥で泣いてた頃の
私にさよなら出来たんだ
ありがとう
だから、苦しい時には
私の光で守ってあげたい
誰かのためになりたい
誰かのために生きたい
きっと、あなたに出逢ったから
生まれ変われたんだ
愛を知って輝きだすんだ
うれしいよ
不器用な私だって、
まだ小さい光だって
どうかずっと見守っていてね
いつまでも無限に繰り返す
心に抱く想いよ
飛んでゆけ ありがとう
どうしよう、どうしたらいい?
こんなにも”誰かを愛せる”って
涙が溢れ出す
愛を知って輝いてるよ
迷わないで世界を照らしてく
夜空の月のように
こんなにも輝いてるよ
ほら、この空で
見て、光るよ