こんにちは✨😃❗
劇団員のジョニーです❗
今日は
☺️ジョニーから見た皆の推しポイント☺️
第7回目
のりえさん📚✏️
劇団員のりえさん👧
太宰治の『貨幣』を一人芝居で魅せてくれました。
貨幣を擬人化したこの作品。
人ではないものが、人の姿で、世相を切るのが面白い作品です。
のりえの芝居はリアルさやナチュラルさが魅力で、見てるこちらを、違和感なく自然にお芝居の世界観に引き込んでくれる、大事な役割を担ってくれます。
それでいて、のりえ自身は世俗に汚されない清廉さや無垢さを持っているので、リアルに感じつつも現実にはなかなか見られない人間像を魅せてくれるのですよね。
今回の一人芝居は、その真骨頂とも言えたかも…。
普通の人間だったら、世の中の様々なことを知ってしまうと、きっと自分自身も擦れたり荒んだりしてしまうと思うのです。
でも、のりえはそういうことがない人なのではないかと。
汚れたものにたくさん触れて、クタクタにくたびれはしても、たぶん彼女はどこか綺麗で在り続けられるんじゃないかなと。
そんな風に思わせてくれるお芝居でしたね。
作品の後半、あのお酌の女の人を、のりえが演じてくれてすごく「救い」だったなと感じます。
のりえを通して、こちらも傷付いてしまう罵倒の末…
体も心も傷付きながら、芯の強さを失わず、何の見返りもなく人を助けられる、そんな女の人になっていて。
太宰治の描きたかった女性がどんな姿だったのかは定かではないですが…
このお酌の女の人を演じたのがのりえだったからこそ、最後の貨幣の言葉にも実感がこもって終われたのかな、と思わされました。
本当に綺麗なものを見ると泣けるんですねぇ…😭
のりえ、泣けました…😭
☀️ジョニー☀️
劇団天動虫 青空文庫シリーズ2021
「幸福は一夜おくれて来る」
配信公演
2021.9.12(日) ~ START
昔の文学作品を読みながらふと思った。
この凄い人達が、もし、今、生きていたら、何を書くのだろう、と。
きっと、何かを残さずにはいられなかっただろう。そんな時代だ。
そう考えるとムズムズした。
でも、タイムマシンはないんだから、想像するしかない。妄想するしかない。
だったら、作家の言葉にもっともっとマミレテみよう。
言葉が体に入って、そして、音として出されていく。
そしたらきっと、何か答えが出てくる気がする。
幸福は一夜おくれて来る。
でも、きっと、来る。
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この公演は、青空文庫の文学作品を演劇作品として上演するシリーズです。
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■日時・ご観劇方法■
〈販売期間〉2021年8月29日(日)~10月12日(火)
※入金締切は10月13日(水)
〈配信開始〉2021年9月12日(日) 19時~
〈配信終了〉2021年10月26日(火) 23:59
〈視聴期間〉ログイン日時より14日間
※ログインが10/12(火)を過ぎた場合10/26(日)までしか視聴できないため、14日間ではなくなります。ご了承くださいませ。
〈料金〉2000円
〈チケット購入ページ〉
※配信チケットは、カンフェティへ会員登録をした上でご購入くださいませ。
チケットのご購入方法・配信の視聴方法などは、以下の「カンフェティストリーミングシアター」ご利用ガイドをご覧ください。
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■上演作品■ 演出:帆足知子
『女生徒』原作:太宰治
昭和初期のある日、太宰に送られてきた1人の少女の日記を題材に書かれた小説。思春期の少女が抱える繊細さと、時に矛盾に満ちた心情の揺らぎを、6人の女優達が紡いでいく。
出演:ジョニー 藤江千晶 岩井梨沙子 平野葉子 松隈麗奈 戸谷真菜
『貨幣』原作:太宰治
第二次大戦下、擬人化された百円札が人々の懐を巡っていきながらその時代と人の心を見守り語っていく小説を舞台化。百円札が目撃した「人間」とはなんなのか?
出演:齋藤法恵
特別出演:浅倉洋介
『偽貨幣』作:野村ようすけ
“貨幣”をオマージュし現代に照らし合わせた作品!何が擬人化され、どんな時代を写し出すのか。
出演:ジョニー
『夏の葬列』作:山川方夫
その葬列は、誰の、葬列なのか・・・
葬られたのは、一体なんだったのか・・・
教科書に掲載され、その容赦のない展開が広く知れ渡っている本作品。主人公が最後に手にしたものはただの絶望でしかなかったのか。言葉が役者を通る時、新たなる世界が広がり始める。
出演:木暮拓矢(流山児☆事務所)
詩の朗読
出演:木﨑真宥子
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