こんばんは、千晶です!🌷
『幸福は一夜おくれて来る』の
配信公演が始まっております!
どきどき。
この作品は長い時間をかけてみんなで創り上げてきました。
お客様の前で、生の演技はおみせできませんでしたが、
こうして配信公演を無事行えていること、
本当に良かった!とほっとしています。
演劇らしさを大事にしながらも、
カメラワークの力も借りて
役者のアップの顔がみれたり
映像ならではの演出があったりと
決して舞台を遠く感じさせない引き込まれる作品になっています!

自信をもって、画面越しに良い舞台が待っているよ!と言えます!!!
これから色々ブログで語りたいなと思います。
少しでも気になったら是非
公演みてみてくださいね♩♩
まずは私自身がやってみての想いを。
わたしは太宰治の『女生徒』に出演しました。
この作品、ファンの方も多いと思いますし、特に女の子は共感する話だと思います。
今回そんな『女生徒』を6人の役者で演じています。
1人の女の子の話を6人で。
それは、この女の子がただの物語の登場人物で、この作品がどこかの誰かのお話なのではなく、
“わたしたち”のお話なんだと。
そんな想いで、私は自分の演じる「わたし」を大事に育ててきました。
*
なにか、役を演じる!というより、
自分の今までを振り返って
小さいことから大きいことまで思い返し、
それを感じながら台詞を言えるようにする
というような日々でした。
その中に、驚くほど女生徒に書かれていることと同じようなことがあり、
今ここに書いてみようとしたら
女生徒の内容のパクリやん!ってなりそうなくらいなので、やめときます。笑
そのくらいです!笑
まさか、戦前の、昭和初期の少女の日々の気持ちにこんなに共感するなんて。
驚きだし、感動だし。
そしていつの時代も、
みんな、
こうやって様々に考え、もがき苦しみながら、
正解がわからないまま、
だけど何か信じたい気持ちで、
生きてるんだなと思いました。
6人の演じる『女生徒』を通して、
お客様も「わたし」になって、
色々な想いを感じてもらえたら
とっても嬉しいです。
そして、
明日もまたがんばろう。
に繋がりますように

劇団天動虫 青空文庫シリーズ2021
「幸福は一夜おくれて来る」
配信公演
2021.9.12(日) ~ START
昔の文学作品を読みながらふと思った。
この凄い人達が、もし、今、生きていたら、何を書くのだろう、と。
きっと、何かを残さずにはいられなかっただろう。そんな時代だ。
そう考えるとムズムズした。
でも、タイムマシンはないんだから、想像するしかない。妄想するしかない。
だったら、作家の言葉にもっともっとマミレテみよう。
言葉が体に入って、そして、音として出されていく。
そしたらきっと、何か答えが出てくる気がする。
幸福は一夜おくれて来る。
でも、きっと、来る。
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この公演は、青空文庫の文学作品を演劇作品として上演するシリーズです。
有観客の公演は、世の感染状況を鑑み、中止とさせていただきました。誠に申し訳ありません。
オンライン配信を行いますので、ぜひご覧くださいませ。
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■オンライン配信■
〈販売期間〉2021年8月29日(日)~10月12日(火)
※入金締切は10月13日(水)
〈配信開始〉2021年9月12日(日) 19時~
〈配信終了〉2021年10月26日(火) 23:59
〈視聴期間〉ログイン日時より14日間
※ログインが10/12(火)を過ぎた場合10/26(日)までしか視聴できないため、14日間ではなくなります。ご了承くださいませ。
〈料金〉2000円
〈チケット購入ページ〉
http://g-tentoumushi.com/kouhuku ※配信チケットは、カンフェティへ会員登録をした上でご購入くださいませ。
チケットのご購入方法・配信の視聴方法などは、以下の「カンフェティストリーミングシアター」ご利用ガイドをご覧ください。
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■上演作品■ 演出:帆足知子
『女生徒』原作:太宰治
昭和初期のある日、太宰に送られてきた1人の少女の日記を題材に書かれた小説。思春期の少女が抱える繊細さと、時に矛盾に満ちた心情の揺らぎを、6人の女優達が紡いでいく。
出演:ジョニー 藤江千晶 岩井梨沙子 平野葉子 松隈麗奈 戸谷真菜
『貨幣』原作:太宰治
第二次大戦下、擬人化された百円札が人々の懐を巡っていきながらその時代と人の心を見守り語っていく小説を舞台化。百円札が目撃した「人間」とはなんなのか?
出演:齋藤法恵
特別出演:浅倉洋介
『偽貨幣』作:野村ようすけ
“貨幣”をオマージュし現代に照らし合わせた作品!何が擬人化され、どんな時代を写し出すのか。
出演:ジョニー
『夏の葬列』作:山川方夫
その葬列は、誰の、葬列なのか・・・
葬られたのは、一体なんだったのか・・・
教科書に掲載され、その容赦のない展開が広く知れ渡っている本作品。主人公が最後に手にしたものはただの絶望でしかなかったのか。言葉が役者を通る時、新たなる世界が広がり始める。
出演:木暮拓矢(流山児☆事務所)
詩の朗読
出演:木﨑真宥子
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